五泉市議会 > 2012-03-09 >
03月09日-一般質問、議案説明、質疑-04号

  • "雪害対策本部"(/)
ツイート シェア
  1. 五泉市議会 2012-03-09
    03月09日-一般質問、議案説明、質疑-04号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    平成24年  3月 定例会(第1回)        平成24年第1回五泉市議会定例会会議録 第4号               平成24年3月9日(金曜日)                                            議事日程 第4号                     平成24年3月9日(金曜日)午前11時18分開議 第 1 議第 4号 五泉市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条           例の制定について                               議第 5号 五泉市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい           て                                      議第 6号 五泉市教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                                議第 7号 五泉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について        議第 8号 五泉市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について        議第 9号 五泉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議第10号 五泉市税条例の一部を改正する条例の制定について                議第11号 五泉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について              議第12号 五泉市放課後児童健全育成事業条例の一部を改正する条例の制定について      議第13号 五泉市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について         議第14号 五泉市障がい者基幹相談支援センター条例の制定について             議第15号 五泉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について             議第16号 五泉市墓地等の設置場所及び構造設備の基準に関する条例の制定について      議第17号 五泉市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                                議第18号 五泉市早出川頭首工管理条例の一部を改正する条例の制定について         議第19号 五泉市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について            議第20号 五泉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について              議第21号 五泉市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書に規定           する区域及び規模を定める条例の制定について                  議第22号 五泉市公民館条例の一部を改正する条例の制定について              議第23号 五泉市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について             議第24号 五泉市陶芸施設条例の制定について                       議第25号 五泉市総合会館条例の一部を改正する条例の制定について             議第26号 五泉市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について             議第27号 五泉市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議第30号 市道の認定について                              議第32号 平成23年度五泉市一般会計補正予算(第19号)                議第41号 平成24年度五泉市一般会計予算                        議第42号 平成24年度五泉市国民健康保険特別会計予算                  議第43号 平成24年度五泉市介護保険特別会計予算                    議第44号 平成24年度五泉市下水道事業特別会計予算                   議第45号 平成24年度五泉市簡易水道事業特別会計予算                  議第46号 平成24年度五泉市川東財産区一般会計予算                   議第47号 平成24年度五泉市後期高齢者医療特別会計予算                 議第48号 平成24年度五泉市水道事業会計予算                      (以上34件一括上程、議案説明、議案に対する質疑)                第 2 議長報告                                          (1) 請願・陳情付託報告                                    請願第1 TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める請願                  陳情第1 議場に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情                                                       本日の会議に付した事件                                   日程第 1 議事日程について………………………………………………………………………229 日程第 2 市政一般に関する質問…………………………………………………………………229       11番  広 野   甲 君………………………………………………………229        6番  塚 野   弘 君………………………………………………………236 日程第 3 議第4号~議第27号、議第30号、議第32号、議第41号~議第48号(以上       34件一括上程、議案説明、議案に対する質疑)…………………………………249                                            出席議員(20名)       1番  安 中   聡 君        2番  佐 藤   浩 君       3番  長谷川 政 弘 君        4番  伊 藤 昭 一 君       5番  松 井   聡 君        6番  塚 野   弘 君       7番  佐 藤   渉 君        8番  平 井 敏 弘 君       9番  牛 膓 利 栄 君       10番  熊 倉 政 一 君      11番  広 野   甲 君       12番  剣 持 雄 吾 君      13番  鈴 木 良 民 君       14番  町 田 俊 夫 君      15番  阿 部 周 夫 君       16番  相 田   豊 君      17番  長谷川 真 介 君       18番  鈴 木 光 規 君      19番  猪 熊   豊 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  佐 藤 康 信 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  小 林 康 三 君   企 画 政策課長  川 村 正 美 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  番 場 幸 夫 君   税 務 課 長  新 堀 清 隆 君  市 民 課 長  山 田 千 舟 君   環 境 保全課長  皆 川 秀 男 君  健康福祉課長兼  小 島   隆 君   高齢福祉課長兼  落 合 英 昭 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括                       支 援 センター                       所 長 兼 村 松                       地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  杉 山 信 二 君   農 林 課 長  高 岡 徳 康 君  商 工 観光課長  西 川 和 明 君   都 市 整備課長  塚 野 文 雄 君  上 下 水道局長  石 本 勇貴高 君   教 育 委 員 会  小 黒 常 樹 君                       学校教育課長兼                       学 校 給 食                       セ ン ター所長  教 育 委 員 会  湯 浅 善 章 君   教 育 委 員 会  酒 井 範 子 君  生涯学習課長兼              図 書 館 長  公民館長兼村松  公民館長兼勤労  青少年ホーム館  長兼村松郷土資  料館長兼青少年  育成センター所長  監査委員事務局長 星 野   弘 君   農 業 委 員 会  渡 辺 隆 一 君  併 公 平委員会              事 務 局 長  書  記  長  併固定資産評価  審査委員会書記  消 防 長 兼  東 間 正 義 君   消防本部予防課長 板 垣 良 一 君  消防本部総務課長             兼 消 防 署 長  村 松 支所長兼  笠 原 伸 五 君  地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  梁 取   浩 君   主     幹  五十嵐 玲 子 君  主     幹  飯 利 義 孝 君              午前11時18分 開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 議事日程について ○議長(林茂君) 日程第1、議事日程についてであります。  昨日延会といたしましたので、本日の議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりしたいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第2 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 次に、日程第2、市政一般に関する質問であります。  昨日に引き続き一般質問を行います。  通告11番、広野甲君。 ◆11番(広野甲君) 遅い時間ではありますが、皆様、おはようございます。3月定例会に当たりまして、通告いたしましたとおり3点について一般質問をさせていただきます。  まず、1点目であります。除雪対策についてであります。3月6日から始まりました3月定例会のこの初日、除雪費の専決処分の報告が3度にわたり行われました。そのとき多くの議員から雪害に対してさまざまなご意見、要望が出されましたので、私のほうからは余り申し上げることがないのですが、観点を変えまして雪害対策について質問をさせていただきます。  このたびの大雪、市民の皆様に大変な影響を与えたことは言うまでもありません。私たちの住むこの五泉市、雪国でありまして、雪害対策は皆様の生活から切り離せない問題であります。特にことしは四半世紀ぶり雪害対策本部が設置されたわけでありますので、なおさらのことであります。  行政の行う除雪作業そのものにも限界がありました。夜半から明け方にかけて作業が連続に続き、通勤前の限られた時間内で除雪を終了させなければなりませんでした。除雪作業を請け負う業者もこれまた年々減少しております。五泉市の建設業者は、ピーク時の約3分の1程度にまで減少しております。当然ながら除雪機そのものの確保も今現状難しいのが現状であります。そうした状況でありますので、市の除雪が行き届かないところは個人個人で除雪することになっております。ところが、こちらも高齢化が進み、家庭や地域での除雪作業が年々大変となってきております。  そうした中で、旭町の町内会では自主防災組織高齢者宅除雪作業が行われ、新聞などを通して紹介されておりました。これは大変すばらしい取り組みだと思っております。これからはこうした取り組みが必要不可欠となり、重要となってくると考えております。自治会を中心に地域で助け合っていく仕組みづくりが今求められております。また、行政はそれらを後押ししていく必要があります。  2月の2日の新潟日報に燕市の除雪機購入補助制度の記事が載っておりました。内容は、燕市は、紹介をさせていただきますが、燕市は本年、自治会を対象に小型除雪機購入補助制度を始めたとあります。補助事業の内容は、市の除雪が行き届かない歩道や高齢者宅などの除雪に共用の除雪機を活用してもらおうと開始したと。20万円以下の除雪機の場合は全額、それを超える分については2分の1の率で上限を30万円を補助するものとすると。これに約20件ほどの問い合わせがあったと。予算が間に合わないため、さらに追加をしたという内容でありました。これを受けまして、ある自治会長さんのコメントが載っております。ひとり暮らし高齢者宅、消雪パイプのない道が多いので、大変重宝したと、防災の観点からもありがたいと、こういう内容が記事として載っておりました。我が五泉市でも自主防災組織を応援する意味でも除雪機の購入補助制度を検討してはどうかというご提案であります。この件について市長の考えをお聞きしたいと思います。  行政で行う除雪作業でありますが、これまた道路の確保が目的でありまして、雪を道路のわきに寄せるという形の除雪となっております。市内の道路幅がことしは本当に少なくなりまして、約半分ほどのところが多く目立ちました。車のすれ違いができないところが本当に多くありまして、これからのまちづくりとして総合的にいろんなことを考えていかなければいけません。市内各地に雪捨て場のスペースを設けたり、そこに雪を押しやること、こういうことを考えていく必要があると思っております。新しくまた開発される場合は、ぜひそのような観点から検討していくべきだと思っておりますが、当局の考えをお聞きいたします。  また、五泉市では消雪パイプの敷設工事が年次的に進められておりますが、私がこのたび五泉地域回っておりますと、まち部というよりは団地や部落、本当に昔からある住宅が密集しているところ、道幅の狭い地域、除雪車が入っても雪のやり場のないところは、これは消雪パイプの敷設を急ぐべきであると思います。市の今後の消雪パイプの計画や見通しをお聞きいたします。今後のまちづくりを含めた総合的な除雪対策を考えていただきたい。  次、大きな2点目であります。住宅施策についてであります。昭和20年代後半、戦後の住宅不足を背景にしまして、低所得者の住居の確保を目的に公営住宅の建設が始まって現在に至っております。ベビーブームの到来、少子化の今となっては大変懐かしい言葉でありますが、人口が急激に増加をいたしました。経済は右肩上がりの高度成長を続けた時代であります。あれから半世紀余りが過ぎ、今は団塊の世代が定年を迎え、現在少子高齢化の社会であります。残念ながら人口は減少を続けております。住宅不足を背景に建てられましたこの公営住宅、老朽化が進んでおります。建てかえを検討する時期にありますが、その一方でまた市内では空き家や民間アパートの空き部屋が目立っております。現在の人口減少が続くこの状況の中で住宅不足の状況にあるとは私は考えておりません。新しい税金を投入して市営住宅を建てかえし、低家賃で貸し出す政策から、この民間の施設を利用する制度に切りかえていくべきだと考えております。低所得の人に家賃補助制度を考えて政策の転換をしていくべきと思いますが、当局の所見をお伺いいたします。  次に、3番目であります。交通渋滞の対策についてであります。今、今泉のウオロク前の道路改良工事が進められております。この路線、五泉地区と村松地区を結ぶ重要な道路で、交通量も多く、朝晩の通勤、通学の交通渋滞が慢性的に発生している場所であります。道路改良によりまして右折ラインが設けられることになっております。交通渋滞の緩和に期待を寄せるところであります。  この交差点の信号機であります。右折用の信号機、時差式並びに右折用の矢印の出る信号機が望ましいと考えております。信号機については検討されているのかお尋ねいたします。  また、県道白根安田線東南環状線が交わる交差点、この場所も交通量が多いところで、右折ラインはありますが、1回の青信号で1台も右折できないことがあります。また、同様に市内主要路線右折ラインのある交差点でもこのような信号機の検討をする必要があるのではないでしょうか。渋滞緩和の対策として右折対策のできる信号機に変更してはどうかと思いますが、当局の所見をお聞きいたします。  簡単ではありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、広野議員のご質問に順次お答えいたします。まずもって、遅い時間でありますが、おはようございます。済みません。  初めに、除雪対策についてのご質問であります。1点目の除雪機購入補助制度についてでありますが、自治会、町内会による歩道用除雪機購入費用に対して補助金を交付している自治体は県内にもございます。各自治体では、きめ細やかな除雪体制実現のため、地域の実情に合わせた取り組みを行っております。本市においても、道路除雪機械による除雪が困難な市道に対して、地元町内会歩道除雪機械を現在3台貸し出しを取り組みを昨年度より行っております。今後は、市で保管する歩道除雪機械を日単位で町内会へ貸し出せる制度について検討してまいりたいと考えております。  次に、2点目の雪捨て場の確保対策についてであります。本市の機械除雪作業は、道路内に積もった雪を除雪機械によって一時的に道路の端に寄せる作業であります。道路わきに空き地や農地があり、町内会で地主のご協力が得られた場所については除雪した雪を山にさせていただいているのが現状であります。ご協力いただいている方々には心より感謝を申し上げる次第であります。これからもそういった方向で取り組んでまいりたいと、このように考えております。  次に、3点目の道路幅の狭い地域への消雪パイプの設置についてのご質問でございます。今年度については、郷屋川地区商工会議所周辺に散水管を布設し、駅前地区で消雪用井戸を掘ったところであります。来年度については、郷屋川地区図書館周辺及び駅前地区において散水管の布設を予定しております。市民の皆様から消雪パイプの要望も強くなっており、計画に基づき整備を順次進めてまいります。  次に、私営、私の民間でありますが、私営住宅につきまして、家賃の補助制度を導入し、民間施設や空き家の活用をとのご質問にお答えいたします。公営住宅制度は、社会経済情勢の変化により多様な住宅困窮者が生じる中で、住宅市場を補完する住宅政策として、住宅に困窮する方により公平かつ的確に供給されるよう制度の充実が図られてきました。住宅セーフティーネットの役割を担っている市営住宅を管理しておりますが、約半数が耐用年数を経過しており、老朽化が著しいことから、建てかえが必要と考えております。  民間施設を活用した家賃の補助制度のご提案でございます。民間のアパートの建設がふえている状況の中、空室や空き家が発生している現状もあります。公平かつ的確に住宅を供給する観点から、民間施設の有効利用が可能かどうか検討課題とさせていただきたいと思っております。  続きまして、交通渋滞対策としての右折信号のある信号機の設置の推進についてのご質問でございますが、信号機の設置については道路交通法に規定され、道路の危険防止、その他交通の安全と円滑を図り、または交通公害その他の道路の交通に起因する障害を防止すると認められたときに設置されます。本市では、右折信号が設置してある交差点は、東本町の県道白根安田線市道駅前桜橋三本木線との交差点にあり、矢印により車両が容易に移動できるようになっております。議員ご指摘の右折車線があるにもかかわらず直進車が多く右折できない車両が見受けられ、渋滞の原因にもなっておりますので、信号機の管理者であります公安委員会に現状を報告し、設置していただけるよう要望してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆11番(広野甲君) それでは、除雪のほうから再質問させていただきます。  ことしは本当に大雪で、考え方によっては市の除雪機がなかなか対応が回り切れない、降り方が多いもんですから、回りながらまた積もってくると。除雪はですね、やっぱりできるだけ多くの方が一遍にやってしまうというような体制が望ましいと考えています。3台の除雪機、じゃ貸し出しをするということでありますが、今後もずっとその貸し出しの除雪機の数をふやしていかれるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 昨年から貸し出している歩道用の除雪機につきましては、今佐取に1台、馬下に2台、これは定着してそこに置いております。来年からの日単位でというものにつきましては、来年も予算要求で1台要求してございますので、それについては固定したものでなくて、我々のほうが常時持っていて、貸し出し要請があった段階でそこにお持ちするという形でのことを考えております。 ◆11番(広野甲君) それはそれでいいんでありますが、要するにじゃ合計4台ということでしょうかね。私の想定している部分について、もっと各自治会に市が届かないところを、除雪が行き届かないところをやるというふうな発想で今回提案させていただいています。この件についてはよく検討、来年度除雪機借りたいよというふうなところがどの程度あるか様子見るのも一つでしょう。よく検討していただきたいなと思います。  あと、五泉市ですね、このように今全体、自治会でですね、自主防災組織、これらが今度いろんなことで活躍してくる場面があるのではないかと思うんですが、これらの組織の実態でしょうかね、どの程度進んでおるのかお聞きいたします。 ○議長(林茂君) 小林総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 今のところ23団体でございまして、世帯数の割合が14.1%でございます。あと、自主防災組織の立ち上げにつきましても広報周知をしておりますところでございますし、きのう市長も申し上げましたように11日の日曜日に研修会等を開いて立ち上げにご協力いただくようにお願いしているところでございます。 ◆11番(広野甲君) まだまだ足りないのかなと。進んでいないなと。自主防災組織の取り組み、どのようなことをすればいいのかというのもあるでしょう。自治体としての混乱している部分もあるかと思います。その助けの一環としてですね、やっぱり除雪機購入して、じゃみんなでやろうかというようなことにでもなればいいのかなと、こうも考えております。  次にですね、雪捨て場の確保についてですが、今あるところに新たに雪捨て場を設けようと、これなかなか難しい問題かと思います。例えばですね、私の住んでおります地域、学校のグラウンドがあります。今学校、冬期間雪が降って使えません。グラウンドに沿ってずっと道があるんですが、防犯上さくがずっとしてありまして、結局そこにみんな雪を押しつけていくと。さくも壊れますし、もう本当目の前、そのさくさえ越えれば、置いていいか悪いかは別なんですが、公共のものですね、そこが冬場使えないんであればですね、公共の公園だとか、そういうものを今度ある程度点在させていきながら、今ある公園の中にですね、除雪機そのものが来たときに押していくと、道路幅を確保するというようなことはできないでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 公有地等の有効の利用ということにつきましては、協議のできるところにつきましては、当然我々の持っている公園とかそういうところには我々の判断で入れますし、他の用地、学校とか他の管轄のものにつきましては、非常時になれば当然そういう形での協議をさせていただきたいと考えております。 ◆11番(広野甲君) 学校は学校教育課で管理しているんで、学校のグラウンドが傷むとかってあるかもしれませんが、中まで入れようということではなく、道路幅が確保できる程度、グラウンドの端っこ程度が利用できればなと、こう考えています。これらはですね、やっぱり検討していってもらいたいと。結局その周りの住民にですね、学校側もいろいろ協力願うと、周りの住民も今度除雪や何かで困っていると、それはやっぱり協力をしてもいいんではないかと、こう考えるわけでありますが、今すぐ検討ができる問題じゃないんですが、ぜひ検討してもらいたいと思います。  そして、東南、蒲鉄用地の道路になるのかわかりませんが、開発が皆さんと計画されています。あれは道路になるんでしょうか。ちょっと外れますが、お答えできますでしょうか。 ○議長(林茂君) 川村企画政策課長。
    ◎企画政策課長(川村正美君) 昨年からですね、地元の方も交えまして懇談会等行っております。素案ということで今現在まとめた中では、使い方として道路も考えられるということで、歩行者も、歩車共存ということで今のところ素案の中には入っております。 ◆11番(広野甲君) 今現在ですね、蒲鉄のその跡地、変な形になっていますが、非常に地域の住民の皆様があそこに雪を、さっき言った雪置き場の形になっています。また、除雪機もですね、通ってあそこに雪の山ができています。それらを見て私が思ったんでありますが、道路にするんであればですね、市長があそこを買うときに2車線もとれる幅が十分あるということ考えて答弁した、用地買うときに聞いた覚えがあるんですが、十分な雪を置ける幅をとってですね、私はその2車線無理にとるよりはですね、雪が置けるような、雪がないときは歩道を十分なスペースをとると、歩道公園のようなものを半分設けるような、そんな格好にして雪害の対策を踏まえたまちづくりというかね、計画をしていってもらいたい。これは私の要望というか、提案でありますんで、答弁は要りません。  それからですね、もう一点、今回ですね、村部のほう本当に雪のやり場がなくてですね、本当に車も通れなくなったような状況の場所があります。こうした中で救急車や緊急の消防車入っていけなくてですね、例えばストレッチャーというんですかね、担架のようなので大分奥まで入っていったと、そういうふうな事例はありますでしょうか。 ○議長(林茂君) 東間消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(東間正義君) お答えします。  このたびの大雪につきまして、1件ほどそういうふうな自宅まで行かれないということで100メートル前後担架とか救急資機材を搬送した事例が1件ありました。  以上でございます。 ◆11番(広野甲君) その場所はやっぱり村部やどこかの住宅密集地だと思うんですが、当然消雪パイプがなかったんだと思います。いかがでしょうか。 ◎消防長兼消防本部総務課長(東間正義君) 消雪パイプはございませんでした。やっぱりもともと道路が細いところで、曲がりくねっているというような場所でございました。  以上です。 ◆11番(広野甲君) そういった事例もあります。防災の点からもですね、そういったところをぜひとも、雪のやり場がない、そういったところ、消雪パイプの敷設進めていくべきだと、早急に急ぐべきだと、こう思います。  私の思うところ、団地、昔からの団地ですね、それからあと村部の本当に昔からあってですね、自宅は大きいんですが、みんな立派なブロック塀があって本当に道の狭い、そういうところがあります。メーン道路でさえ片一方のすれ違いがふだんでさえやっとなんで、そういうところ、まちの消雪も大事ですけども、そういうところをやっぱり見落とさないようにしていくべきだなと思います。除雪については終わります。  次、住宅政策でありますが、今建てかえを検討されていると。今市営住宅入れる戸数ですね、建てかえをどのぐらいの規模一応ありますでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 規模ということなんですが、今も市営住宅250ぐらい供給をしているわけですけども、ほとんど埋まっておりまして、あいたところから、ことしの条例でも数を減らしたいということで、古いものから徐々に壊していきたいということは考えております。ただ、壊した分だけつくるかと言われますと、これ時代の流れでありますので、壊したものの半数程度ぐらいを新しいものに変えていきたいなということで、場所をまちのほうに見つけながら計画していきたいと考えております。 ◆11番(広野甲君) この市営住宅に入られる低所得者というかね、住宅に困窮されている人の生活水準といいますか、どういう基準になっておりますでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 年数ということではなくて、いろんなものを、家族でもいろいろ違うもんですから、いろいろなものを差っ引きまして月々幾ら以下の人というふうな言い方でしておりますけども、今ちょっとその基準、幾らになっているのかというのをはっきり申し上げられないで申しわけないんですが、ただそれほど高いものではないと思います。月々20万ぐらいまでの方だったら入れたように記憶しております。 ◆11番(広野甲君) 月収20万円くらいの方であれば入れるということなんでしょうかね。そしたら大概の人がもう住宅困窮者なんでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時48分 休憩                                                      午前11時51分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開します。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 市営住宅の入居基準でございますが、先ほど税抜きということを申しましたが、税込みで2人世帯なら351万円、4人世帯で447万円、これ以下の方であれば申し込みができるということになります。 ◆11番(広野甲君) いろいろあると思うんですが、そんなに貧困しているかなというような基準の額だと思います。それはそれおいておきます。  それで、今市営住宅のあきがほとんどないということですよね。私、例えばですね、本当に今急に住むところが困った、急なリストラや何かに遭いまして急に職がなくなって、ここにいられなくなったとか、今いる大家さんとけんかして出てきたとか、いろんな事情があるでしょう。離婚やさまざまな。そういったときに本当にお金もなくて、市営住宅があいているのかなというと、これまたあいていない。そういう人たちはどうなっておられる。市としては、この人たちよりも貧困していると、本当に今住宅に困っている人に対してはどうするんでしょうかと思うわけですが、どうなっておりますか。 ○議長(林茂君) 小島健康福祉課長。 ◎健康福祉課長社会福祉事務所長(小島隆君) 今広野議員の急にリストラとかそういうふうになった場合は、生活保護制度の中で半年間住宅扶助を、扶助というか、補助する制度がありますので、うちのほうにおいでいただきたいと思いますが。よろしくお願いします。 ◆11番(広野甲君) なかなかそういうちゃんと仕組みができているということであります。私が考えていた市営住宅そのものですね、そういう人たちのためにあるんかなとやはり思っているわけです。建ててもそれは構いませんし、やっぱり幾つかそういう人たちのためにあけておくというようなことかと、こう考えていたわけですが、私の認識違いがあったのかもしれません。いずれにしても民間もかなりあいております。いろんな制度考えながらですね、民間がまた倒産していけば税も納まらないでしょうし、そのバランスとっていく必要があると思いますんで、これは要望でやめておきます。  あと、交通渋滞の件はぜひとも公安委員会にお伺いしていただきたいと。  今気がついたんですが、県道白根安田線ですかね、本町にぶつかるところは道路改良されるんですが、あそこの信号機ですね、朝ちょうど朝日が入るとですね、何色がついているか全くわからないというときがあります。結構あります。この夏場なんかは全然わからない。今、変則交差点、改良されるんでいいでしょうけども、変則交差点になっていますんで、2方向がとまる交差点になります。そうすると、信号待ちでとまっていても、はて、進んでいいのか悪いのかわからないような、ちょうど光が入る、LEDの今わかりやすい信号機がありますんで、ぜひ変更していただきたいと。これも要望して私からの一般質問終了いたします。 ○議長(林茂君) それでは、午後1時15分まで休憩します。          午前11時56分 休憩                                                      午後 1時16分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  午前中に引き続きまして一般質問を行います。  通告12番、塚野弘君。 ◆6番(塚野弘君) それでは、市政一般に対する最後の質問をいたします。伊藤市長もお疲れでしょうが、私の前に11名の議員の皆さんが質問されていますので、重複している部分があると思いますが、よろしくお願いをいたします。  それでは、通告順に従いまして質問をいたします。最初に、平成24年度当初予算についてであります。五泉市の平成24年度予算は、8会計総額381億2,390万6,000円であります。市長は、予算を提案するに当たり、施政方針で24年度事業について1時間20分にも及ぶ詳細な説明がありました。私も五泉市議会の当初予算の定例会では初めてでありますが、新潟県の当初予算は1兆3,000億を超えるんでありますけれども、知事の提案は大体40分もかからないということで、伊藤市長の提案説明は並々ならぬ決意を感じているところでございます。決意は感じましたが、24年度は五泉市長として何を主要な課題と位置づけておられるのか、私には余り長くて理解ができませんでした。改めてお伺いをいたしますが、平成24年度の五泉市の主要課題は何と考えておられるのかお聞かせください。  次に、平成23年度補正予算が先般可決されました。今平成24年度予算が提案されようとしているわけでありますけれども、平成24年の最終予算を想定することは今段階では難しい状況もありますが、できる限りの想定を考慮いただいて、平成24年度末の五泉市の財政状況はどのようになると考えておられるのか伺います。  次に、収支バランスのとれた予算は重要でありますが、バランスだけを考えて何もしなければ五泉市は衰退をしてしまいます。五泉市発展のためには、政府の示した地方財政計画、市場の景気動向による税収見込みを的確に判断して投資経費を最大限に見積もり、必要とする施策に予算を配分をして五泉市の発展に向けた事業を進めることが重要だと私は考えています。そのためには五泉市の財政見通しの精度を高めることが求められています。  五泉市の財政見通しを示すものとして行財政改革大綱を示しておられますが、私は少し地方財政をかじった者としては十分とは言えません。昨日質問された松井議員の質問に対して、「4指標とも基準以下であり、健全に財政運営されている。依存財源である普通交付税の額が大きく影響することから楽観できない。普通交付税は28年度から合併算定がえで加算部分が減額されるので、今後も厳しい財政状況が続く」との答弁をされました。地方財政対策など財政運営に関する諸情勢を勘案の上で中長期的な財政見通しを示して、最大限の投資経費を確保しながら健全に財政運営を行うことが重要ではないかと考えています。市長は五泉市の財政運営をどのようにしようとしておられるのか伺います。  次に、福島原発の事故を受けて、新潟県内28市町村が東京電力柏崎刈羽原発で発生した事故やトラブルなどを東電が市町村に伝える通報連絡協定が2月9日に締結され、五泉市へ情報提供する体制が整いました。これまでトラブル情報に触れたことがなかった五泉市にとっては、迅速な避難や原発の安全性を独自に判断する材料になりました。五泉市として柏崎刈羽原発の事故に備えた防災対策を24年度はどのように進めていくのか、市長の考えを伺います。  五泉市総合計画について伺います。第1次五泉市総合計画が平成19年度にスタートし、10年間のまちづくりが推進されて、平成23年度で前期基本計画が終わろうとしています。後期基本計画が策定され、平成24年度からスタートするわけでありますが、前期基本計画を正しく総括しなければその後の計画は適切だとは言えないのではないかと考えています。前期基本計画をどのように総括されているのか市長に伺います。  次に、140ページに及ぶ後期基本計画が策定されましたが、総花的であり、全国の自治体と競争して勝ち抜いていける五泉市が私には見えていません。後期基本計画で今後5年間五泉市は何を目指すのか市長に伺います。  次に、平成18年に5万8,000人いた人口が平成23年には5万5,000になっています。さらに深刻なことは、年齢構成割合であります。15歳未満の年少人口、15から65歳までの生産人口が大きく減少し、65歳以上の老年人口が増加をしています。このまま進んでいけば五泉市の将来はどうなるのか火を見るより明らかであります。私は、五泉市の人口減少に歯どめをかける大胆な政策が必要だと考えております。市長は五泉市の人口減少に歯どめをかける施策をどのように考えておられるのか伺います。  次に、議第4号の五泉市議会議員の議員報酬の減額改正について伺います。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 傍聴席、静かに。 ◆6番(塚野弘君) 市長は、ことし1月に開催された五泉市特別職報酬等審議会の答申を受けて、五泉市議会議員の議員報酬月額を減額改正すると提案されました。五泉市特別職報酬等審議会は市長の諮問がなければ審議をしないわけでありますが、市長は五泉市議会議員の報酬は高いと判断されているのか伺います。  次に、私は若くて意欲のある人が出られる環境が議員には必要だと考えています。議員を職業として位置づけるのか、いろいろな意見はありますが、私は職業として位置づけるべきであると思っています。現行の議員報酬は、扶養家族なしで所得税、クラブ費、常任委員会積立金を引くと24万程度になります。さらに、市県民税、国民健康保険税、国民年金等々を支払うと1カ月17万程度になります。議員の各種活動、各種の懇談会への出席等々考えていけば、議員の今のこの金額では生活が困難だと言えます。私は、さらに引き下げることになれば、五泉市議会議員は他の職業を持っているか年金生活者じゃないと議員として活動できないことになり、多様な意見や新しい発想や考えが育ちにくい議会になり、結果として五泉市、そして五泉市民にとって不幸な事態になると考えています。私は、減額改正するより増額して議員として活動しやすい環境をつくることが重要ではないかと思っています。しかし、今の経済状況を考慮すれば増額することは難しい状況であることも理解をしています。市長は議員報酬はどうあるべきと考えておられるのか伺います。  次に、五泉市の建設業の振興施策について伺います。昨年の豪雨水害、そしてことしの豪雪等考えると、水害や雪害など市民の生命、財産を守るには五泉の防災組織だけでは守ることができません。まさに機械力、技術者を抱えた建設業の皆さんの協力がなければ5万5,000の市民を守ることはできません。市長はどのように考えておられるのか伺います。  次に、五泉市の建設業者も公共事業の大幅削減、民間企業の設備投資の減少など、建設業者数の減少、そして従業員数の減少が進んでいます。このまま減少傾向が続けば、五泉市の先ほどの防災面、そして五泉市の産業面でも大きな影響が出ると危惧をしています。五泉市として建設業への下支えをどのように行っているのか市長に伺います。  次に、建設業の下支えの一つとして、新潟県でも実施している、災害時に迅速に対応するためにも、道路維持管理業務等を建設業の皆さんに委託をすることも必要ではないかと考えています。市長に考えを伺います。  次に、最低制限価格について伺います。最低制限価格は、製品の粗悪化の防止、下請企業の不当な低価格防止などのために設けられたと私は認識をしています。五泉市においても2年前から導入して今日に至っています。市長は最低制限価格を設定する意義は何と考えておられるのか伺います。  次に、近年、入札傾向は競争の激化から最低制限価格が応札価格になることが一般化しています。建設業の多い新潟県。お隣の新潟市では産業として建設業を位置づけ、独自の考えに立って最低制限価格を設定をしています。五泉市の最低制限価格の設定はどのように行っているのか市長に伺います。  最後は、私に似合わない質問だという声もありますが、ペットの火葬について伺います。私は、別に硬派でもなく、市民の声を聞き、市民の皆さんの思いを市長に伝え、市長から判断をいただく、市政を運営していただくための議員でありますので、市民の声を真摯に受けとめて対応をいただきたいと思います。  さて、少子化、核家族化、高齢化などの影響からペットを飼う家庭が多くなっています。五泉市においても犬で2,500から3,000匹、猫は把握できておりませんが、数多く飼われていると推察をできます。しかし、亡くなった場合はペットは家庭から出される一般ごみと同じ扱いになるのが今の行政システムです。飼われているペットは家族の一員として大変大事にされており、亡くなったときにごみとして扱われることに大変心を痛めています。お隣の加茂市、田上町では市民の声にこたえ、組合立の施設で年間200を超えるペットの火葬を実施し、市民や町民に喜ばれています。県内でも南魚沼市、未確認ではありますが、三条でも市民の声にこたえてペット火葬を実施しております。五泉市においても家族の一員として考えているペットの火葬を望む声に火葬施設を整備する考えがないか市長にお伺いをし、壇上からの一般質問を終わります。ありがとうございました。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) お静かに。いいですか。  市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 塚野議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、平成24年度予算についてであります。24年度の主要な課題は何か、どのように取り組むのかというご質問でありますが、新年度の喫緊の課題は、防災、子育て支援と健康づくり、経済・雇用の活性化の3点であると考えております。防災対策につきましては、昨年の新潟・福島豪雨災害の教訓を踏まえ、情報伝達手段の整備が急務と考え、24、25年度の2カ年で防災行政無線の整備を行うことといたしました。子育て支援対策につきましては、最寄りの産科の移転により子供を産み育てる環境が急速に悪化していることを深刻にとらえ、妊婦の検診通院費と妊産婦の医療費助成を新たに始めるとともに、子ども医療費の大幅な拡充を行い、子育て環境を整備してまいります。また、経済、雇用の活性化におきましては、国、県の制度利用を行いながら、市独自の政策を加え経済の活性化に寄与したいと考えております。  次に、新年度予算編成後の財政状況についてであります。まず、市債残高の見込みでありますが、平成24年度末の一般会計残高は、23年度末から4億8,000万円増加し、241億4,000万円になると見込んでおります。特別会計と水道事業会計を加えた残高の合計は、13億3,000万円増加して454億1,000万円になると見込んでおります。次に、基金の残高でありますが、平成24年度末で財政調整基金が10億3,000万円で、その他の基金が21億3,000万円、合計で31億6,000万円となる見込みであります。新年度予算においては、基金の元金積み立て、取り崩しは計上しないため、残高の増減は積立金利子相当額の増だけであります。また、新年度予算の歳入は地方交付税が33.7%、市債が14.4%を占め、全体の約65%が依存財源によるものとなっております。総じて基金の取り崩しはないものの、市債残高は増加し、依存財源を主とする予算編成であることから、厳しい財政状況が続いているものと認識しております。  次に、財政運営についてであります。財政運営につきましては、行財政改革大綱の集中改革プランで定めた市債や基金の残高目標を踏まえ、各種財政指標を分析しつつ、財政状況が急激に悪化しないよう努めてきたところであります。  中期の財政計画を策定し、それを指針に財政運営を行うべきではないか、また事務事業の見直し、集中と選択を積極的に進めるべきではないかとのご意見であります。平成24年度は総合計画後期基本計画の初年度であり、新たな行財政改革大綱をスタートさせる時期でありますので、新年度予算の編成に当たり5年の中期計画を作成し、総合計画の進行管理と予算編成の道しるべとしたところであります。今後、中期計画の内容をわかりやすく整理し、公表する取り組みを行っていきたいと考えております。また、行政評価制度により事務事業の見直しを進めているところでありますが、引き続き不要不急な事業の見直しを行い、より必要性の高い施策に財源を振り向けるといった予算の組み替えを進めていきたいと思っております。  次に、柏崎原発の事故に備えた防災対策を24年度はどのように行うのかとのご質問であります。現在、国、県において原子力災害対策の見直しを進めているところであります。これを受けて、地域防災計画の中で避難所、避難経路、避難方法などの計画及び防災資機材の整備などを検討してまいりたいと考えております。また、県内全市町村が柏崎刈羽原子力発電所との通報連絡協定を結んでおり、県の支援を仰ぎ情報収集、情報伝達に努めていきたいと思っております。なお、災害時の住民への情報伝達体制の整備ということで、現在携帯電話のエリアメール配信の準備も進めております。新年度からの防災行政無線の整備を含め、情報伝達体制の整備を推進してまいりたいと思っております。  次に、総合計画についてお答えいたします。合併後の平成19年に新しいまちづくりの指針として平成28年度までの10年間を計画期間とする第1次総合計画の基本構想と5年間を計画期間とする前期基本計画を策定いたしました。前期基本計画は今年度をもって終了することから、平成24年度から28年度までの後期基本計画の策定作業を進めてまいりましたが、先般、総合計画審議会、村松地域審議会での審議が終わり、計画に対する答申をいただいたことにより策定作業がほぼ完了したところであります。  前期計画の総括についてのご質問ですが、後期計画を策定するに当たり、2つの方法で前期計画の進捗状況を分析いたしました。  まず、1つ目は市民意識調査の実施であります。平成22年11月から12月にかけて20歳以上の市民3,000人を対象にアンケート調査を行い、解答数1,212人、回収率40.4%でありました。アンケートの結果から、住みやすさでは「住みよい」「まあ住みよい」を合わせると58.8%で、半数以上の方が住みやすいと感じていた一方、高齢者の生きがい対策、安心した医療環境、農業の育成などの9項目が重要であるものの、満足していない重点課題とされました。  2つ目は、内部での検証であります。前期計画に記載されている内容について、現状分析、進捗状況、今後の課題、市民ニーズの洗い出しなどの検証作業をシートにまとめる形で行い、それぞれ施策を担当している課が改めて現状認識を行ったところであります。  いずれにいたしましても、具体的な数字で前期計画の進捗率をあらわすことは難しいですが、安全、安心なまちづくりに向けてまだまだ努力しなければならない点もあると感じております。  次に、次期後期計画で目指すものについてであります。4月から後期計画がスタートするわけでありますが、引き続き基本構想に掲げた将来の都市像である「人と自然が織りなす 創造都市 五泉市」の実現を目指してまいります。とりわけ平成24年度は、施政方針でも申し上げましたとおり、防災、子育て支援と健康づくり、経済・雇用の活性化を重点分野ととらえて取り組み、市民の皆さんからは住んでよかった、そして市外の方からは五泉で住んでみたいと思われるような魅力あるまちとなるよう全力で取り組んでまいります。  次に、人口減少に歯どめをかける施策についてであります。先ほど申し上げましたとおり、住んでよかった、住んでみたいと思える魅力あるまちにすることで少しでも人口減少に歯どめをかけることができると考えておりますが、そのためには他の自治体と違う取り組みも重要であろうと思っているところであります。後期計画のそれぞれの施策を着実に進め、魅力あるまちづくりに向けて積極的に取り組んでまいります。  続きまして、市会議員の議員報酬の減額改正についてのご質問でありますが、初めに五泉市の議員報酬は高いと考えているのかについてであります。議会の議員の報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該報酬等の額について審議会の意見を聞くものとするという五泉市特別職報酬等審議会条例の規定に基づいて、24年度の特別職の報酬額等につきまして特別職報酬等審議会を開催いたしました。白紙諮問を行い、1月11日、24日、2回の審議会で委員の皆様に議論していただき、一律10%減額するという答申をいただきました。五泉市の議員の報酬の額は、平成22年12月31日現在で、全国の人口5万人以上6万人未満の市の中では、82市中、議長が76番目、副議長が78番目、議員が77番目であります。県内各市の中で、23年度は議長が11番目、副議長が10番目、議員が11番目で、このたびの10%減額を反映させた24年度の順位につきましては、議長が19番目、副議長も19番目、議員が17番目になります。県内での順位は下位のほうになりますが、私はこのたびの審議会の答申を尊重し、条例改正をお願いするものであります。  次に、議員報酬はどうあるべきかとの考えについてのお伺いでありますが、地方自治法において議会の議員に対し報酬を支給しなければならないと規定されております。また、ある冊子によれば地方議会議員は非常勤に対しての給付、すなわち生活給ではなく勤務量の反対給付、任務の遂行に対する対価としての報酬であると論じております。なお、地方議会議員は議員としての活動に専念できるように専業化を推進すべきか、それとも本業を持つ会社員等でも議員として活動ができるように便宜を図ることを優先させるべきか、今後も検討が必要であると言っております。議員におかれましては、引き続き市勢発展のためにご尽力いただき、市政運営にもお力添えいただけますようお願い申し上げます。  次に、五泉市の建設業の振興施策についてのご質問にお答えします。近年、地域の建設業の経営環境は厳しい状況にあり、技術者、技能者の雇用、重機、資器材の保有に身を削りながら経営努力されていることも理解しております。一方、自然災害時の初動、緊急的な対応を初め豪雪期の道路除雪等、建設業の果たす役割は大きいものと考えております。本市としましても、公共事業の財源確保に努めるとともに、除雪体制を維持するため、平成20年度より除雪機械を市が直接リースし、除雪業者に貸与しております。また、今年度より除雪業者に対し除雪機械購入費の補助制度を導入し、建設業者の負担を軽減する取り組みを行っているところであります。  次に、市道の維持管理等の建設業への委託についてであります。道路陥没や道路施設破損等の市民情報、苦情等に対して、より専門的な見地で速やかな対応及び処理が要求されております。建設業の保有する人材、機材、専門的な知識を市道の維持管理に活用することは市道の安全を守る上で有効な手段の一つであり、関係団体と意見交換をしながら課題の検討を行ってまいります。  次に、最低制限価格についてのご質問であります。入札には予定価格の範囲内で最低の価格で入札した者を落札者として契約することが原則でありますが、落札となるべき入札価格が不当に低価格である、いわゆるダンピング受注の場合は契約の履行が不確実になり、工事品質の確保が困難になるだけでなく、下請業者へのしわ寄せ、労働条件の悪化、安全管理の不徹底など、さまざまな悪影響が懸念されているところであります。したがいまして、契約の履行、工事品質の確保などのためダンピング受注を排除することが最低制限価格を設定する意義であると認識をしております。  当市の最低制限価格制度は、議会の議論や建設業協同組合の陳情を踏まえ、平成22年6月に導入し、今年度建築関連工事の算出方法を一部改正し、現在に至っております。設定の方法でありますが、標準モデルである中央公共工事契約制度運用連絡協議会、いわゆる中央公契連モデルを採用し、予定価格の70%から90%の範囲で設定しているところであります。国からは、さらなる工事の品質確保のため算定方式の見直しの要請、建設業界からは新潟県に準じて市も引き上げてほしいというお話をいただいております。いずれにいたしましても、最低制限価格制度を含めた現在の入札、契約制度を検証する機会を設け、必要に応じて見直しを行いたいと考えております。  次に、ペットの火葬施設を整備する考えはないかとのご質問にお答えいたします。本市は、現在の斎場を建設する際、ペットの火葬炉についても検討いたしましたが、当時は人とペットを同じところで火葬するのはいかがなものかという意見があり、ペットの火葬炉は設けないこととした経緯があります。家族の一員として育てたペットが死亡した場合は、民間のペット葬祭業者や寺院等へ依頼するなど、飼い主みずからが処理することをお願いしております。今では民間業者によるペット霊園、火葬場も増加しておりますので、現在新たにペットの火葬施設を整備することは難しいものと考えております。  以上であります。 ◆6番(塚野弘君) ご答弁をいただきましたので、順次再質問をさせていただきたいと思います。  最初にですね、柏崎原発の関係でありますけども、私はこの原発事故というのをですね、きちっととらえる、そういう意味では市長会でですね、通報が受けられる体制をつくられたということは先ほども評価をしておるわけでありますけども、通報もですね、いろんな部分が来るわけでして、年間にこれぐらい来るというふうにも言われていまして、100件も超えるというような話もあるわけですが、本当に専門的な部分が多くある。じゃ、本当にそれが来て、今どうすればいいのかというのが対応できる体制というのは新年度からつくらなければだめだというふうに私自身は思っているわけですけども、そういう体制は新年度から整備として今可能なのかどうかですね、お聞かせをいただきたいんですが。 ○議長(林茂君) 小林総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) おっしゃるように、まだ専門的なことは熟知していないわけでございますけども、先般県知事もおっしゃっていましたですけども、市町村職員においては専門知識を有していないんで、情報を受けてもなかなか困惑するということで、県が今後も指導に当たっていただくということを発言されておるところでございます。 ◆6番(塚野弘君) 指導はされるということは、わからないから逆に聞かねばだめだということですよね。例えば夜中に来て、じゃ聞くのかといって、そういう連絡体制がきちっとできるのかというと、何かこの前の日報の新聞にも出ていましたけども、解説もマニュアル程度のものがつくってあるというような感じで話は新聞に載っていましたけども、本当に専門的、専門の方じゃなくても結構なんですけども、それぐらいやっぱりきちっと勉強しなければ、見なければ理解できない問題も多く出てくる。非常に今のその答弁は、逆に来て不安を与えてしまうということにしかならない。最低でもですね、県の防災課に1年、半年でもいいですから、職員をやって、専門的な研修でですね、そこに行って習ってくるぐらいな、やっぱりそれぐらいの積極性がなければ対応ができないんであって、県が受けるかどうかというのはまだわかりませんけども、五泉はやっぱりそこに職員を派遣をして勉強してもらってこようやというぐらいなもう考えを持っていなければ情報を処理できないということになるわけですから、そういうこともやっぱりもう今の段階で考えておられる、それが防災に対する備えだと私は思っているんですが、そのような考えはお持ちではないということなんですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 地域防災計画の見直しも当然しなければならないと思っていますし、先ほど申しましたように避難の方法とかいろいろな問題が、この不用連絡来た後の体制もそうでありますが、そういったことも重要視されますし、またその連絡来たときをどういう、かみ砕いてですね、どういうふうに理解し、市民の皆さんにお伝えするかということがやはり重要だと思っております。混乱を招かないようにですね、やはり情報は伝達するのが市の務めであります。その辺、構成市町村の研究会もございます。そういったところでですね、今のご発言、各市町村の皆さんにですね、お願いを申し上げまして、県で対応していただけるよう市長会等でですね、柏崎刈羽のこの情報伝達の整備は整ったわけでありますので、議員お話しのとおり、今度はこちら側の体制をですね、どのようにしていくのか県の指導を仰ぎながらですね、講習会、そういったところには積極的に参加していくつもりでおります。また、しなければならないと思っています。ことしは、先月この五泉市の市役所前にもですね、県下10カ所の中の一つとしてモニタリングポストが立ちました。けさも0.041の数字が道路から、空間の放射線量の数字が見えますが、そういった施設整備を含めながらですね、混乱をしないような情報伝達の仕方をですね、職員全体で意識改革をしながら臨んでいきたいと、このように思っているところであります。 ◆6番(塚野弘君) ぜひ職員のですね、原発事故に対する知識、正しく解読できるようなですね、システムに一日も早くですね、つくっていただきたいということをご要望申し上げておきたいというふうに思います。  それと、先ほど市長がですね、来年度から防災無線も原発の避難とか含めて対応してまいりたいという話をされました。当然またそれも利用するということになると思いますけども、それも2年かけておやりになるというような計画だというふうに私はお聞きをしているわけですが、防災無線についてもですね、原発事故というのはいつ起きるかわからん。きょうの新聞もそうですが、活断層の連動によってですね、連結がされないというのが、今回は連動するんじゃないかというふうなことが新聞に書かれているわけですけども、連動するとどういうことになるかというと、とてつもない地震になるんですよ。その1個じゃなくて。倍になるなんていうふうな問題じゃないんで、それがやっぱりきちっと、それが原発の事故なんでありまして、そういうのは東電は完全に隠しながらこの間ずっと刈羽の原発を運転をしてきた。だから、今は稼働がとまっていますから、いいですけども、国は一日も早く稼働させたいみたいなことも新聞に書いてありますから、いつ稼働してもおかしくない。ということは、稼働すれば事故の危険というのは必ずまたふえてくる。地震がいつ起きるかわからんということを考えて、私はそういう事故はなければ一番いいんですけども、あったときにどうするのかという、水害、雪害も大事ですけども、この原発はとりわけ、福島原発の1年間もうたつわけですけども、まさに悲惨な状況になるわけでありますから、やっぱり五泉市民の安全避難ということも考えながら、きちっとですね、早急な対応、1年たてば1年それだけ不安が募るわけですから、ぜひやっぱりことしの段階でですね、一定の原子力防災に対するですね、五泉市の備えというのをきちっとつくっていただきたいというふうに思っておりますが、どうですか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 原子力対策につきましては、さっき市長も申し上げたとおり市長会で言っていただいて、県からの指導を仰ぎながら強化していきたいと思います。  地域整備計画につきましては、2カ年計画で拡声器、24年度が10基、25年度が80基ということで逐次整備していく予定でございますけども、信越電波管理局に申請許可業務が約半年ぐらいかかりますもんで、工事がその後ということで、ことし10基しか着工できないわけでございますけども、いろいろな伝達方法がございますけども、FMラジオやらエリアメールなどいろんな補完措置でしのいでいきたいというふうに感じております。 ◆6番(塚野弘君) 私はそんなことを聞いているんじゃないんで、原子力防災に対する五泉市のその防災計画をきちっと一刻も早くつくってくれと、いつごろまでつくれるんですかという話をしているんで、何を整備するなんて話はいいんですよ。防災計画をきちっとつくってくれと、こういうことなんですよ。もう一度答えてください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 通常、市の防災会議につきましては5月ごろやっておるところでございます。今、国の段階で、国の防災会議でいろいろと議論がされておりまして、4月、5月に結審は多分ないかと思いますけども、国の防災計画ができた暁に五泉市の防災計画を定めまして、また住民情報等の喚起も、あるいは勉強等も重ねてまいりたいというふうに考えております。 ◆6番(塚野弘君) 申しわけないけども、私は単純に聞いているんで、事務的にいつごろまでつくられるんですかという話だけなんで、半年後の10月ぐらいまでかかりますとかというんであればそういうふうに言ってもらえばいいんで、余計なことは別に私は、言いわけなんかは別にいいんで、それだけを今お聞きしているんで、お聞かせください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 大変失礼しました。大体秋口になろうかと思います。 ◆6番(塚野弘君) ぜひ一刻も早くですね、つくっていただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。  それでは、時間も幾らもなくなりましたんで、議員報酬についてですね、少しお聞かせをいただきたいというふうに、議論をさせていただきたいというふうに思います。市長は審議会にですね、白紙諮問をされたというお話をされました。20年は据え置きの諮問をされた。21年は審議会は開催をされません。要するに諮問をしないから開催をしないわけですが、22年は審議会を開催をしましたが、諮問を見送りました。それでですね、23年度と、22年も含めてあるわけですが、23年度については11月の15だったっけか、市議会議員選挙ではですね、議員の方からもありましたが、定数を20名に減らした。それによって5名の部分が減っているわけですから、相当減っているという部分。そういう状況にありながら諮問されたわけでありますけども、定数削減は議員みずからですね、身を削って、議員は定員が多いほうがいいわけですから、議論もしやすいということも含めていけば、それでも20名に減っている部分、そういう部分は全然考慮をされないで白紙諮問をされたというふうに考えていいんでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) このたびは全く白紙で諮問させていただいたところでございます。 ◆6番(塚野弘君) 総務課長が諮問をしたみたいにちょっと聞こえたんですが、何にも今までの全然考慮をしないで、議員の報酬どうなんだやと言って諮問をされたということなんですか。諮問ってそういう軽いもんなんですか。白紙諮問というのはあっていいかどうかというのは後の議論しますけども、諮問そのもののやり方が1つ私は非常に大きな疑問を感じるんですが、その辺についてどうお考えなのかお聞かせください。 ◎市長(伊藤勝美君) 議会議員の改選後でありますので、議員の報酬、また市長、副市長の報酬等諮問をいただくということで、そういった議会の情勢等は事務局から説明はあったものと思っております。そういった中におきまして議員の報酬が上がるのか下がるのか、いろいろな問題あろうかと思いますけども、そういう意味合いにおきまして議員の報酬の審議会、審議会を開きましてもですね、据え置きとかそういったこともございますので、そういったことを市民の皆様から、審議会の皆様からご審議をいただくということで開催をさせていただきました。 ◆6番(塚野弘君) それで、その審議会の中までがたがた言うのもちょっと悪いのかもしれませんけども、答申の中で市民感情を反映させなければならないという記載が入っていたと思うんですが、市民感情だけ考え、先ほどもありましたけども、傍聴者からやじもありましたけども、市民感情からすれば議員の報酬なんかゼロに近ければ一番いいんですよ。市の職員だって少なきゃ少ないだけいいんですよ。それが市民感情なんですよ。だから、市民感情を、ただそれだけをですね、とらえて判断をするなんていうのは、それを答申するのはいいですよ。それを受けて特別職のですね、議員の報酬をそのまんま減額提案をしてくる、答申を隠れみのにしてと言っちゃちょっと言葉過ぎるかもしれませんが、それによって減額の提案をされてくるということはいかがなものか、私はそう思っています。市長がこの答申をされた中身をごらんになって、市長として判断をされて改正議案を提出されたと認識していいんでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 審議会の正副委員長さんから答申をいただきました。その答申を尊重して本議会に提案させていただいているところであります。 ◆6番(塚野弘君) 五泉市議会がどれぐらい頑張ってですね、定数を減らしているのか、それについて、法定上限定数、県内で一番減らしているところどこで、2番目がどこだと、何人減らしているというのを、総務課長、つかんでいますか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) ちょっと申しわけございませんけども、データ把握しておりません。申しわけございません。 ◆6番(塚野弘君) 諮問の事務局である総務課長がそういうことを一切なしに説明もしなかった。ただ、市長は説明をされたでしょうという話をしましたが、知っていないということは、今ごろ調べてもだめですよ。私が言いましょうか。法定上限数、五泉市は30名ですよ。今20名ですよ。10名減らしているんですよ。あとは、その次が8名で胎内なんです。それよりやっぱり少ないんですよ、みんな。全国でどうなっているのか調べていないでしょう。教えてあげますよ。全国で774あるんですよ、市が。もっとありますが、合併特例でまだ使っているところもあるんで、それを除くと774。法定上限30という市が五泉市を含めて265あるんですよ。全国で。それで、一番すごいのは15名。もっと減らせというのもあるかもしれませんが、15名が4市、14から11が26、10名減というのは30、合わせても60なんですよ。あとの205市、法定上限、市の、205市はゼロから9なんですよ。そういうことも報酬審議会にきちっとやらんきゃだめでしょうがね。感情論だけで判断をされれば、先ほど言ったとおりゼロでいいんですよ、ゼロで。そういうこともきちっとしない。答申も審議会の皆さんがきちっと判断できるような資料も提示をしないで、市民感情だけで議論を起こした答申だ。そういうことになるんじゃないですか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 傍聴席、静かにしてください。 ◆6番(塚野弘君) そこはどのようにお考えなのか。諮問を正確にされたという認識でおられるのかお聞かせください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) ちょっと言い足りなくて申しわけなかったんですけども、審議委員の皆さんに審議の前に資料を送付申し上げたところなんでありますけども、人口世帯数、職員数等は当然でございますけども、議員数、各市の議員数が何人、あるいは議長、副議長、議員の各市の報酬は幾らか、その辺をデータ提供したところでございます。 ◆6番(塚野弘君) そんないいかげんな資料出して、審議会に出して答申をいただいた。いいですか。先ほども少し言われていますが、全国809、1市鹿児島のところのあの特別なところは日額報酬でやっていますが、808の中で全国平均の議員の報酬というのは42万400円なんですよ。22年の調べですよ。12月31日現在で。人口段階5万から10万、これは38万6,500円、5万未満で32万7,200円。先ほどヒントを与えておきましたから、5万から6万でというので話をされましたが、低いほうからなんですよ、先ほどの数字はね。わけわかんないような、普通の人たちからすると高いほうからかななんていうふうな気分になった人もいるかもしれないけども、それぐらい、下げれば下から2番目ですよ。全国81、5万から6万ある市の81市のうちの。これが五泉の実態にしていいんだ、こういう認識で提案をされた、全国の一番低いところでもいいんだわやと、おまえらだって仕事しねえからと、こういうことなのかもしれませんが、そういう状況の提案をされているということは市長は認識をされているんですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 今ほど申し上げましたとおり、20市で下位のほうということで認識をしております。 ◆6番(塚野弘君) 下位のほうでいいという認識でおられるということですね。 ◎市長(伊藤勝美君) いいとか悪いとかということではありませんので、特別職報酬等審議会委員にこの額を決定してもらうということでお諮りをしたわけであります。それを尊重しましてですね、本議会に提案しているところでありますので、ご理解を賜りたいと、このように思うところであります。 ◆6番(塚野弘君) 私は審議会の答申をそのまましたんだから、あとは議会で判断してくれということだということですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 改選前でしょうか、議員報酬のありようで少し、委員会だったでしょうか、議論させていただいたときあります。私も議員を経験しております。そんな中におきまして、議員の報酬の適正化ということで少し、総文の委員会だったでしょうか、そこで少し改選前の議員さんと議論したことありますが、どのように考えているかということでご質問がございました。そのとき答弁させていただいたのはですね、今の議員の報酬は低いかもしれないという思いで発言させていただいた記憶はございます。しかしながらですね、そのときはまだ報酬審議会等の審査といいますか、そういうところにかけるとかかけないとかという議論ではありませんでして、このたび改選が行われ、20名の定員で改選が行われた後でありますので、報酬等審議会にですね、どのようなものなのかということでお諮りし、その答申をいただきました。その答申を尊重して、先ほども申しましたとおり尊重して今回提案させていただきました。議員各位におかれましては、議員活動、また地域の振興の活動、そういったことに関しましていろいろな不備な点はござろうと、このようにも考えておりますけれども、今回その答申を尊重させていただきまして本議会に提案させていただきました。ご理解を賜りたいと思います。 ◆6番(塚野弘君) 市長とこれ以上議論してもこの問題は平行線と言ったらいいのかどうかわかりませんが、そういう状況だというふうに思いますので、あとは議会で判断をさせていただきたいと私は思っています。  もう一つ、時間なくなったな。財政運営で1点だけお聞かせ、私も含めてなんですが、持っている分含めてですね、どう考えておられるのか。合併特例債がまだ90億近く残っている。合併特例債は実質公債費比率ですね、も上がる率が少ない。起債の上限の分は少ない。私は、今こそこういう厳しい五泉の状況の中で合併特例債も使ってですね、投資的経費はやっぱり大きく見積もって、五泉市の発展の部分に今大きく投資をしていって備えるということが私は非常に大事だというふうに思っていますけども、その点について、時間なくなりましたけども、1点よろしくお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 合併特例債89億、90億近くあるわけであります。議員ご指摘のとおりであります。いろいろな社会基盤整備ということで積極的にですね、この有効利用を図り、学校の、今回の24年度予算にも入っておりますが、いろいろな事業におきまして積極的に取り組みですね、この期間内に何とか整備を図りたい、所期の目的を達してですね、住みよい地域づくり、また教育環境の整備、またそういった不足の部分、議員各位からですね、ご指導いただきながら、どういった社会基盤整備がこれから必要なのか、後期計画は後期計画としてですね、年々、1年1年見直しながらですね、有効に活用していきたい、このように思っているところであります。 ○議長(林茂君) じゃ、10分間休憩します。          午後 2時18分 休憩                                                      午後 2時32分 再開 ○議長(林茂君) 再開をいたします。 △日程第3 議第4号~議第27号、議第30号、議第32号、議第41号~議第48号 ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議第4号から議第27号及び議第30号、議第32号並びに議第41号から議第48号まで、以上34件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、ただいま上程になりました議第4号 五泉市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  ことし1月11日、五泉市特別職報酬等審議会の開催をお願いし、議員及び特別職の報酬額の改定についてご審議をいただいたところであります。審議会は、1月11日と1月24日の2回開催されました。その結果、現下の社会経済情勢、地場産業の厳しい状況の中、市民感情を考慮して一律10%の引き下げを行うべきとの答申をいただきましたので、今回改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。第2条において議長の報酬月額を38万6,000円から34万7,400円に、副議長の報酬月額を31万6,000円から28万4,400円に、議員の報酬月額を29万9,000円から26万9,100円に減額して変更するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第5号 五泉市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  今ほど議第4号 五泉市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げましたが、特別職報酬等審議会の答申に基づきマイナス10%の減額改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。第3条において私の給料を月額83万4,000円から75万600円に、副市長の給与月額を63万6,000円から57万2,400円に減額して変更するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第6号 五泉市教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  今ほどの議第5号 五泉市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正により特別職の給料額が引き下げになりますので、教育長の給料についても減額改正をするものであります。  内容についてご説明申し上げます。第2条において教育長の給与月額を57万1,000円から51万3,900円に減額して変更するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第7号 五泉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  本市におきましては、今日まで行財政改革や人員適正化計画に基づき経費の節減に努めてまいりました。しかしながら、長引く産業の低迷や人口の減少などから市税の減少が予想されることに加え、地方交付税など国からの補助金も減少が見込まれるという状況であります。そのような状況のもとでさまざまな行政需要に対応していくには、職員にも痛みを感じてもらい、協力を求めていく必要があると判断し、今回改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。附則において、平成24年4月1日から3年間給料の1%を減額し、期末・勤勉手当においても減額後の給料月額を基礎に算定を行い、支給するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第8号 五泉市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  現行の旅費条例では、職員が事前に出張命令権者の承認を得て、公務の必要上または天災その他やむを得ない事情により自己の所有する私有車を使用して市内及び同一管内に出張した場合においては、その車賃を支給することができませんでしたが、これを今後支給できるよう改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。第22条第1号におきまして、ただし書以降を削除し、除外規定をなくすものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第9号 五泉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  先ほど説明申し上げました議第7号 五泉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての中の1%の減額については、その間に退職をする職員に支給する退職手当の額には反映させず、減額前の給料月額を適用するということを附則で規定したものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第10号 五泉市税条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律が平成23年12月2日公布、施行されたこと及び地方税法の一部を改正する法律が平成23年12月14日公布、施行されたことに伴い、五泉市税条例の一部を改正するものであります。  主な内容についてご説明申し上げます。第84条及び附則第15条の2について、法人実効税率の引き下げと課税ベースの拡大に伴う都道府県と市区町村の増減収を調整するため、道府県たばこ税の一部を市町村たばこ税に移譲することに伴う規定を整備するもので、旧3級品以外のたばこについては1,000本につき644円を、旧3級品については1,000本につき305円を増額するものであります。  附則第21条は、東日本大震災に係る雑損控除額等の特例に係る規定を整備するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第11号 五泉市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部が改正されたことと、県から煙火の消費許可事務の権限移譲を受けることに伴い、第2条に規定する別表の改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部が改正され、危険物施設であります特定屋外タンク貯蔵所のうち、浮きふたつき特定屋外タンク貯蔵所に係る技術上の基準が定められたことに伴い、設置の許可の申請に対する審査手数料を加えるものであります。  次に、県から煙火の消費許可事務の権限移譲を受けることについてであります。煙火の消費許可の申請には審査手数料が発生いたしますので、これについての手数料を加えるものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第12号 五泉市放課後児童健全育成事業条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、愛宕小学校内におきまして、あたご学童クラブを開設することに伴うものであります。  改正の内容についてご説明申し上げます。第3条の表にあたご学童クラブの項を追加するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第13号 五泉市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、五泉市村松老人福祉センター分館の用途を廃止して所管を生涯学習課とした上で、陶芸活動用施設としてより多くの市民から利用していただくために行うものであります。  改正の内容について申し上げます。第2条の改正は、村松老人福祉センター分館の名称と位置を削るものであります。  別表の改正は、村松老人福祉センター分館の区分と使用料を削るものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第14号 五泉市障がい者基幹相談支援センター条例の制定についてご説明申し上げます。  障がい者等が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう必要な支援を行うため、障害者自立支援法、これは平成17年法律第123号、第77条の2第2項の規定に基づき、五泉市障がい者基幹相談支援センターを平成24年4月1日に設置するものであります。  五泉市障がい者基幹相談支援センターは、相談支援専門員を配置し、障がいのある人や家族等に対して必要な情報提供や各種機関の紹介、障害福祉サービスの利用援助、相談等の支援を総合的に行うための中核的な役割を担う機関であります。  次に、条例の内容をご説明申し上げます。第1条は設置目的を、第2条は名称及び位置を規定するものであります。  第3条は職員の配置を、第4条では事業の内容を規定するものであります。  第5条は利用者を、第6条は利用料を、そして第7条は必要事項の委任について規定するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第15号 五泉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  介護保険制度は、3年を1期とする事業計画に基づいて保険料を定め、事業運営を行うものであります。平成24年度から26年度までを計画期間とする第5期介護保険事業計画と介護保険料につきましては、五泉市高齢者保健福祉市民会議の皆様から検討、審議をいただき、そのご意見、ご提言を踏まえて計画策定及び保険料の算定をいたしました。このたびの改正は、これに伴うものであります。  それでは、改正の内容について申し上げます。第5期計画の基準保険料につきましては、要介護認定者の増加やそれに伴う介護サービス給付費の伸びを見込み、また第1号被保険者の保険料負担割合が20%から21%に引き上げられたこと、加えて介護報酬の見直しが行われたことなどにより、第4期の4,173円から1,223円、率にして29.3%増の月額5,396円となりました。  第3条第1項の改正は、第5期における各所得段階の保険料を定めるものであり、同条第2項の改正は介護保険法施行規則の改正に合わせて第5段階の基準所得金額を改めるものであります。  附則第1条は、施行期日を規定するものであります。  附則第2条及び第3条は、介護保険法施行令の改正によって規定するものであります。  附則第2条は、第3段階のうち所得が少ない人に対する保険料率の特例を規定するものであります。  附則第3条は、第4段階のうち所得が少ない人に対する保険料率の特例を規定するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第16号 五泉市墓地等の設置場所及び構造設備の基準に関する条例の制定についてご説明申し上げます。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)第24条による墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)の一部が改正されたことにより、新たに条例を制定するものであります。  条例の内容について申し上げます。第1条は、条例の趣旨を定めたものであります。  第2条は、墓地等の設置場所の基準を定めたもので、墓地及び火葬場の設置場所は公共施設及び人家等からある程度離れた場所でないと住民の宗教的感情、公衆衛生上の問題が生ずるおそれがあることから規定するものであります。  第3条は、墓地、納骨堂、火葬場について構造及び設備の基準を定めたものであります。  附則第1項については、条例の施行日を定めたものであります。  附則第2項は経過措置を定めたもので、現在設置されている墓地等については、この条例の施行日以降に変更しようとする場合を除き、第2条及び第3条の規定は適用しないとするものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第17号 五泉市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)、いわゆる一括法により土地改良法(昭和24年法律第195号)の一部が改正されたことに伴い改正を行うものであります。  改正の内容については、土地改良法の改正により引用条項を改めるものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第18号 五泉市早出川頭首工管理条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)、いわゆる一括法により土地改良法(昭和24年法律第195号)の一部が改正されたことに伴い改正を行うものであります。  改正の内容については、土地改良法の改正により引用条項を改めるものであります。  附則については、施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第19号 五泉市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  道路法施行令及び新潟県道路占用料徴収条例の改正に伴い、道路占用料の改定及び占用物件の区分を変更するものであります。  内容についてご説明申し上げます。別表第2条関係を改正するもので、主に占用料金の引き下げを行うものであります。また、一部の占用許可対象物件について、占用許可区域の範囲が拡大されたことによる政令の条ずれに伴い、占用物件の区分を変更するものであります。  附則については、条例の施行期日及び経過措置を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第20号 五泉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)の公布に伴い、公営住宅法(昭和26年法律第193号)及び同法施行令の一部が改正されたことから、特に居住の安定を図る必要がある者の入居資格を規定するための所要の改正を行うものです。また、市営住宅で老朽化した空き家住宅を用途廃止し、その跡地を入居者の住環境の向上に利するため、市営住宅設置戸数を改正するものであります。  内容についてご説明申し上げます。第6条第2項では、市営住宅に入居することができる者を定めたもので、老人、身体障害者その他特に居住の安定を図る必要があるとして規則で定める者を単身で入居できるよう規定するものです。ただし書では、障害の程度や介護の状況などにより単身入居生活が困難な者を除くことを規定するものです。  第6条第5項では、単身入居生活に困難があるかどうかの審査のため、その心身の状況や受けることができる介護の内容などを調査できることを規定するものです。  別表関係でありますが、いずれも老朽化のため募集を停止している住宅で、赤海住宅で1戸、東栄町第2住宅で4戸を、東栄町第3住宅で1戸を、川瀬第1住宅で5戸を、川瀬第3住宅で1戸を用途廃止するものであります。  附則については、条例の施行日及び経過措置を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第21号 五泉市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書に規定する区域及び規模を定める条例の制定についてご説明申し上げます。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)第125条により公有地の拡大の推進に関する法律、これは昭和47年法律第66号及び同法施行令の一部が改正されたことにより、新たに条例を制定するものであります。  本条例の概要でありますが、公有地の拡大の推進に関する法律で都市計画施設等の区域に所在する土地を有償譲渡する場合の届け出義務が規定されており、その適用を除外する規模について、区域を限り定めるものであります。  附則については、条例の施行日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第22号 五泉市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)第17条による社会教育法(昭和24年法律第207号)の一部改正により、これまで社会教育法に定められていた公民館運営審議会委員の任命基準を条例に規定するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第23号 五泉市立図書館条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)第18条による図書館法(昭和25年法律第118号)の一部改正に伴い、五泉市立図書館条例の一部を改正するものであります。  内容についてご説明申し上げます。第17条第1項では、法律の項番号及び文言を整理するものであります。  同条第2項では、五泉市立図書館協議会委員の任命基準を規定するものであります。  附則につきましては、条例の施行期日及び図書館協議会委員の任期に係る経過措置を規定するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第24号 五泉市陶芸施設条例の制定についてご説明申し上げます。  村松老人福祉センター分館を教育委員会へ移管し、生涯学習の推進を目的として五泉市陶芸施設を設置するため条例を制定するものであります。  第1条は設置について、第2条は名称及び位置について規定するものであります。  第3条は、その管理について教育委員会が行うことを規定するものであります。  第4条は使用の許可について、第5条は使用の制限について規定するものであります。  第6条は、使用料について別表に定めるものであります。村松老人福祉センター分館の使用料を基準に室料として1時間当たり100円とし、また森林公園陶芸工房に合わせて陶芸窯使用料としてプロパンガスの使用量に応じた料金とするものであります。備考1では、1時間未満のときの計算を、備考2では陶芸窯使用料で100円未満の場合の計算を、備考3では陶芸窯使用におけるプロパンガスの使用量報告などを規定するものであります。  第7条は使用料の減免について、第8条は使用料の還付について規定するものであります。  第9条は、許可の取り消しについて規定するものであります。  第10条は原状回復について、11条は損害賠償について、また第12条は規則への委任について規定するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第25号 五泉市総合会館条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、総合会館中ホールの空調設備改修に伴い、中ホールの施設使用料の改正を行うものであります。  内容についてご説明申し上げます。別表に中ホールの冷房使用料を加え、あわせて冷暖房を使用する場合の部屋ごとの使用料を規定するものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第26号 五泉市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、五泉市立川内小学校の廃止に伴い、同校の体育館を体育施設として追加するための改正を行うものであります。  内容について申し上げます。別表第1に体育館の名称を五泉市川内体育館、位置を五泉市川内194番地としてそれぞれ追加するものであります。  次に、別表第2では「8 五泉市川内体育館使用料」を追加するものであります。施設使用料については、総合会館の使用料に合わせて午前9時から午後5時までとし、午後5時から午後10時までに使用時間を分けて、1時間当たりの使用料を規定したものであります。次に、附属設備使用料について、使用時間区分ごとの使用料を規定したものであります。  附則については、条例の施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第27号 五泉市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの改正は、上下水道局が現在の村松事務所へ移転することに伴う位置の改正と、それにあわせて事業場としての村松浄水場を削るものであります。また、資本剰余金につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)第6条による地方公営企業法(昭和27年法律第292号)の一部が改正されたことに伴い改正を行うもので、これまで地方公営企業法に定められていた資本剰余金の処分基準を条例に規定するものであります。  附則については、施行期日を定めたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第30号 市道の認定についてご説明申し上げます。  今回新たに認定をお願いする路線は4路線であります。初めに、路線番号13547号、早出12号線、延長58.5メートルでありますが、宅地開発により寄附を受けた道路で、新たに市道認定をお願いするものであります。次に、路線番号13548号、白山3号線、延長45.2メートルでありますが、市道白山1号線と泉町4号線及び西裏西線を接続する路線として新たに認定するものであります。次に、路線番号43667号、下戸倉村中4号線、延長274.8メートルでありますが、圃場整備事業により平成21年に県から譲与を受けた道路を県道出戸村松線と市道戸倉本線を結ぶ路線として市道認定をお願いするものであります。最後に、路線番号43668号、笹目赤城宮線、延長46.7メートルでありますが、県道新潟村松三川線から笹目集落内につながる法定外道路を市道として認定をお願いするものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第32号 平成23年度五泉市一般会計補正予算(第19号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に6億4,277万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を229億9,386万1,000円とするものであります。  補正の内容は、統合保育園建設事業に係る費用の追加であります。統合保育園の建設に当たりましては、木のぬくもりが感じられる施設づくりを目指し、国の補助制度の活用を検討してまいりました。このたび国の第4次補正予算に計上されました木造公共施設等整備事業を活用できる見込みとなりましたので、建設工事に係る費用を追加するものであります。なお、建設工事は年度内に執行することが困難であるため、繰越事業として平成24年度に実施するものであります。  それでは、歳入の内容について申し上げます。14款県支出金1億8,487万5,000円の追加は、2項県補助金で林業・木材産業構造改革事業交付金であります。  20款市債4億5,790万円の追加は、統合保育園建設事業費充当債であります。  次に、歳出について申し上げます。3款民生費6億4,497万円の追加は、2項児童福祉費の児童措置費で統合保育園建設事業の工事監理委託料1,280万円及び保育園建設工事6億3,000万円の追加が主なものであります。  12款予備費219万5,000円の減額は、歳入歳出を差し引きし、減額するものであります。  次に、第2表、繰越明許費の補正であります。3款民生費、2項児童福祉費の統合保育園建設事業について、繰越明許費6億4,497万円を設定し、事業の推進を図るものであります。  次に、第3表、地方債の補正であります。統合保育園建設事業の限度額を6億970万円に変更するものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第41号 平成24年度五泉市一般会計予算から議第48号 平成24年度五泉市水道事業会計予算まででありますが、施政方針及び予算総括説明をもって提案理由にかえさせていただきます。  よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、これより議案に対する質疑に入ります。質疑は施政方針と議案に対するものであります。  なお、質疑に入る前に議長からお願いを申し上げます。質疑をされる場合は、簡潔明瞭に行っていただきますようお願いを申し上げますとともに、当局答弁につきましても同様に簡潔にお願い申し上げます。  念のために申し上げますけども、質疑は所管の事項以外について行うよう皆さんにご協力をお願いします。  それでは、質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 19番、猪熊豊君。 ◆19番(猪熊豊君) それでは、簡潔にやっていきたいと思います。  まず最初に、施政方針の中で予算の説明がありましたが、私がこれまで一般質問などで求めてきた住宅リフォーム助成制度の継続、さらに妊婦さんの健診に要する交通費の助成、そして子供の医療費助成も子供の3人以上という新潟県独特のその枠を取っ払うと、人数制限をなくしていくと、そして通院も入院も中学校卒業までしていることに対しては、私は評価します。同時に、評価すると同時に問題点も数多く見受けられる予算だな、また議案だなということも指摘しなければなりません。  まず最初に、施政方針の説明の中で私たち議員には説明書が配られました。それを見ながら市長の説明を聞いていたわけですけども、なかなか食い違うところが、語句の食い違い、それがあった。何カ所ぐらいありましたか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変申しわけございません。多くありまして、10カ所ありました。おわび申し上げる次第であります。 ◆19番(猪熊豊君) 10カ所を超える語句の言い間違いがありました。以前日本の総理大臣も、何とかさんという人が漢字の読み違え堂々とされていましたけども、だれでも間違いはありますから、その時点で言い直すということが求められると思います。それを伊藤市長は最後にお手元に配付の文書のほうが正しいんだからということで済まされた。私は、これを聞いて愕然といたしました。本来議場に発言したほうが優先するんです。議員に配っているほうは参考資料でしかありません。発言したほう優先なんです。まして例えば裁判で、法廷で裁判官が判決を言い渡します。その際に判決文に書いてある例えば懲役20年とやった場合に、書いてあるんだけども、それを懲役10年と言った場合は懲役10年が正しいことになるんです。議場での発言がそれほど重いんです。そして、議場での発言が会議録センターへ行き、テープを起こして議事録となり、永久保存となるんです。私はこの点についても総務課長や議会事務局長にも言ってあるんですけども、全く対応されない。びっくりしました。議会と当局は車の両輪などと言いますけども、これは鏡なんです。両輪なんていう格好いいことじゃない。お互いに行政とはどうあるべき姿なのか、議員とはどうあるべき姿なのか、お互いに鏡を持って映し合っている。その鏡がぼやけていたんではお互いの姿見えなくなってしまう、私はそう思います。一刻も早く間違ったところはこの議会中に、こことこことここ、こういうふうなことで間違っていたと直すべきだと思います。  本題に入ります。議第7号について、市職員の給与を来月1日から3年間1%削減する条例が制定されようとしています。3年間での削減する総額は一体幾らなのか。職員の給与というのは、市長や私たち議員の報酬や給与とは違って、あくまでもその方たち一人一人の職員の生活給です。それによって家族、そして子供さんたちの将来の設計がそこに成り立っているんです。それを1%3年間削減する、そして国家公務員の給与削減に合わせて地方の自治体の判断に任せてまた削減する、人事院勧告を上乗せしてかなりの削減を求めてくる、こういう動きも今野田政権によって行われようとしている。これについて今どうお考えなのか。まず、総額と、それから野田政権がやろうとしていることに対しての対応。 ○議長(林茂君) 小林総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 職員給与の削減額でございますけども、24年度予算ベースで3年間累計しますと1億351万8,000円でございます。 ◆19番(猪熊豊君) 野田政権がやろうとしているその国家公務員の削減、かなりの額を削減する、復興を名目に、これについてのお答えはありませんでした。非常に今市内の景気が冷え込んでいる中で、職員が1億円以上3年間で給与が削減される、また地域の経済が冷え込む、これはかなりの負の連鎖が続いていくというふうに思います。  昨年7月に新潟・福島豪雨があったときに、市の職員の皆さんは昼夜を分かたず避難者の援助に当たった。五泉地区では学校給食の調理室を使って御飯を炊いておにぎりをつくる、そしてそれを避難所に届ける、そういうことをした。または、河川がはんらんしようとしたときには消防団の人と一緒になって土のうの手配をする。このように地方公務員がその地域で頑張っているから、住民の生命と安全が守られてきた。この五泉市内に国家公務員が何人いますか。国家公務員が地域の人たちの生命と財産を守ってくれますか。守るのは、やはりここの今おられる課長さんたちや職員の人たちがその先頭に立って守ってくれる。その人たちの不安を少しでも解決、解消してあげないと、いざというときにはなかなか動けませんよ。どう思いますか。なぜこの1%削減を3年間やるんですか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 労働組合と交渉してきたわけでございますけども、この行財政の逼迫と地域経済の状況を見て協力を求めてきたところでございます。 ◆19番(猪熊豊君) じゃ、この1%3年間職員の給与を削減したことによって地域経済はよくなりますか。なりますね。それだけの自信を持って条例案を提案しなきゃいけない。そうなるんですね。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) その辺は私のほうではちょっと見込めない、予測できない状況であります。 ◆19番(猪熊豊君) ですから、一つ一つの条例を、特に働いている職員の人たちの給与を削減するという極めて重大な条例案を提案したときは、それなりの根拠を持って、それなりの説得力を持ってやらなきゃいけない。ただ減らせば喜ぶだろう、市民のほうは喜ぶだろうとパフォーマンスしちゃいけない、私は思います。  次に、介護保険料の値上げについて。職員には給与の削減、そして市民には負担の増大、こういうものを同時に行ってくる。介護保険料の標準月額、これは幾らに何%値上げするということになりますか。 ○議長(林茂君) 落合課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(落合英昭君) 月額でございますが、今ほど市長のほうから提案理由もございましたが、4,173円から1,223円、率にいたしまして29.3%増の5,396円を予定しているところでございます。 ◆19番(猪熊豊君) 介護保険が12年前に発足しました。その当時私たちは、私もこの議場で保険あって介護なし、そう言ってこの介護保険の導入に反対しました。この12年間、施設は幾らかできましたけども、今待機者何人いますか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(落合英昭君) 計画策定に当たりまして、昨年度調査いたしましたが、その時点で519人というふうになっております。 ◆19番(猪熊豊君) 何年待っても施設に入りたくても入れない、そういう人たちが500人を超えている、この五泉市に。そして、保険料だけが上がっていく。今、月額5,000円を超える、これは65歳以上の高齢者になりますとこの5,000円、40歳以上だとこの半額ということになります。65歳以上、夫婦でいいますと月1万円の介護保険料を払ってくださいということになります。年金が下げられている、いろんな指数から来て年金を下げてしまっている、そういう中で介護保険料は上げていくと。1万円あれば私は1カ月食費で暮らせるんですよと、それだけ節約しているんですよ、年金を節約し、孫に誕生日に買ってあげよう、それだけが楽しみで節約している人も多いんです。そういうお年寄りのわずかな願いを、足りなくなったから上げてしまう、これが介護保険制度の大きな弱点だと思います。そして、12年前にこの介護保険制度が導入されて、ついに次には何をしたか。障害者自立支援法、そして後期高齢者医療制度、全部自己負担を導入してくる。家にいたときでも施設に入ったときでも電気、水道かかるんだから、ホテルコストだなどと言ってそういうものを導入してくる。何がホテルですか。そんな冷たい政治あったもんじゃない、私は思います。  基金がなかなか五泉市ではたまらないと思います。基金を崩しながら介護保険制度を維持するために頑張ってこられた、この間思います。だけども、県全体でその各被保険者から基金を出し合って県のほうにプールしている基金があるはずです。今一体幾らたまっていますか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(落合英昭君) 今ほどご質問ございました県のほうに拠出いたしましております財政安定化基金、いわゆる私どもこのたびもそこで保険料の不足分を借りることにしておりますが、総額といたしまして59億円の総額というふうに聞いております。 ◆19番(猪熊豊君) 介護保険制度は、その計画期間というのが3年ごとにあります。今度は新年度から第5期となります。その計画期間内に集められた介護保険料は計画期間内の介護サービスに使われるべきなんです。何もプールしておく必要ないんです。そうやって3年間というものを区切っているんです。ぜひ国に対してもこの制度の改革していかないと、地方がいつもこうやって悩んでしまう。私は、この介護保険制度、やはり抜本的なところで国の公費負担、これをしっかりやらないといつまでも住民に負担を負わせる制度になってしまうと。そして、特に高齢者、特にサービスを使っていない一般の高齢者からは大きな不満が出てくる制度になってしまっていると思います。  次に、今度は防災行政無線の設置について、この2カ年間で行っていくということになっています。大変結構なことだと思います。どこに設置するのか、どんなときに利用されるのかお聞かせください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(小林康三君) 全部で拡声器が90基設置する予定でございます。拡声器の届く範囲が場所によって異なりますけども、半径250メートルから300メートル届くということでございますんで、その範囲内に1つずつ設置すると合計で90基程度になるということでございます。 ◆19番(猪熊豊君) ぜひ住民の生命と財産を守るためにもその整備計画を進めていっていただきたいと思います。同時に、先ほども質問がありましたけども、原子力の関係でもやはり防災上何かあったときにそれがしっかりと機能しなきゃいけないというふうに思います。  五泉市民が避難勧告が出た、または避難指示が出た、この5万5,000人その防災無線を使いながら、柏崎から、きのうもいろいろと議論になりましたけども、秒速1メートルの風速で放射能が拡散していった場合、五泉市どのぐらいで届くかという設問もありましたけども、やはり18時間とか19時間の間に避難しなきゃいけない。山形県または秋田県、さらに福島県のほうへ逃げていくということになるかもしれません。一体5万5,000人がこの十数時間の間に避難できるのかと言われた場合には、私はそんなにうまくいかない、よそからの市町村からも避難者が大勢来るということだと思います。それよりも、どうやって避難しようかと考えることももちろん大事だけども、あの原発をとめる、そっちのほうがよっぽど簡単なやり方なんです。五泉市民が安全、地域の人たちが安全になるためには原発をなくしていく、これが大事だと思います。そして、再生可能エネルギーにかえていくということだと思います。  同時に、原子力の被害だけじゃなくて水害とかいろんな点でそれが有効利用できるようにしていかなきゃいけない。そして、災害が発生時それを放送設備を使うということになりますと、なかなかうまくいかないことがしばしば起こり得る。やはり毎日点検し、それを使っていくということが大事だと思います。そのためには、私は小さいときには五泉の消防も本町通りにありましたけども、お昼とかサイレンが鳴りましたけども、空襲警報みたいなもんで、私は聞いたこと、サイレンは聞いたこと何遍もありますけども、空襲警報はないんですけども、やはり今の世の中はそうじゃなくて、そこから例えばドヴォルザークの「新世界」の音楽を流してみたり、夕方5時になりますといろんな童謡の曲を流してみたりしながら、その放送設備がしっかりと毎日使えているということを住民に教えていくというか、安心感を持たせていくということもやはり大事ではないかなと思うんですけども、その辺についてはどうお考えなのか。 ◎市長(伊藤勝美君) 私から答弁させていただきます。  大変貴重なご意見いただきまして、ありがとうございます。防災無線、災害のみならずですね、地域にもみんな立つわけでありますので、地区で健診とかですね、地区行事とか、行政無線ですので、防災無線もありますけども、行政無線ですのでですね、そういった有効利用、どういったことができるのか、またお昼に流して昼寝している赤ちゃんを起こしてしまったりといういろいろな、前も村松支所の消防分署でですね、そういったウーッとサイレンが鳴りますと赤ちゃんが起きるので、やめてほしいというふうなのもありましたが、夕方になれば「夕焼け小焼け」、どういったことができるかですね、議員各位からまたご指導いただきながらこの防災行政無線有効に利用したいと思いますので、ご指導、ご理解を賜りたい。ご指導いただきたいと思います。 ◆19番(猪熊豊君) ぜひそのような形での点検の仕方も考えていっていただきたいと思います。活用の仕方、点検の仕方考えていただきたいと思います。  次に、川内小学校の体育館、これは地域の住民の人たちが残してほしいという声が大きかったんですけども、統廃合してしまうという形でした。私は、川内小学校は地元の声を聞きながら、統廃合するにしても住民合意を大事にしながら、早急にしないということで反対してきましたけども、統廃合されて愛宕小学校ができたときには、今度はその体育館を市民のために使うと。市民のために使うのは結構なことです。ここは避難所にもなるところですから、日ごろからその施設を使って点検をしていく、そしてほこりがないように、いざというときには、かぎをあければすぐ避難者が使えるということにしなきゃいけない。ほこりまみれの状態にしておくことはできない。  ところが、この中身は使用料として取るんだと。これは地域の人たちが、私は川内小学校まで行って何かスポーツをやろうとか、そういうことはほとんど考えられません。やはりそこを使うというのは、地域の住民の人たちが使うんだと思います。それを使用料まで取って、さらに卓球の施設を使えばその用具代としてまた徴収する。私は、もう少し地域の人たちに、いろんな面でご迷惑をかけているんだから、これは住民のために使ってもらいたいというぐらいの太っ腹でなければうまくいかないんじゃないかなと思うんですけども、なぜこれを取って、そしてそのお金を維持管理の一部にしようとする、そういうお考えなんでしょうか。 ○議長(林茂君) 湯浅生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼勤労青少年ホーム館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(湯浅善章君) 川内体育館の今回条例ということで、普通の体育施設、一つの体育施設ということで規定をしたところでございます。減免につきましては、それぞれ今までどおり各種団体、特に社会教育関係団体ということで、10名以上の方の登録認定になった団体につきましては全額免除ということでさせていただきたいという、ほかの施設同様の取り扱いになるところでございます。 ◆19番(猪熊豊君) ぜひ地域の人たちが社会登録団体に登録しているかどうかということでチェックするんじゃくて、有効に使ってくださいと、大したこれ収入がないわけですから、これ設けたところで、やっていただきたいと思います。  あと18分ありますので、統合保育園の建設について伺いたいと思います。これも補正予算最終日に審議、採決されますが、大変大きな問題だと思います。一番最初聞きたいのは、この間ずっと行われてきた地元説明会の合意、これは関係する地域の合意は得られていると、もう得られたんだということでこの補正予算出されたんでしょうか。 ○議長(林茂君) 杉山こども課長。 ◎こども課長(杉山信二君) 地域への説明会については、この間取り組んでまいりました。ひばり保育園につきましては、建設についての説明会においてはですね、合意が得られたというふうに考えているところでございます。また、こばと保育園につきましては一部の方から学区内に存続してもらいたいというような意見がございます。 ◆19番(猪熊豊君) まだ地域の人たちからは、こばと保育園に関しては合意が得られているとは考えられないということがこども課長から言われています。一部であるか一部でないかは、私はそれを勘定していませんので、わかりませんけども、時々説明会に行きますといろんな声が出てくるということで、大変大きな問題があると私は思います。  企画提案書、プロポーザル方式で企画提案書が採用された。五泉市は。長大という、長く大きいという、橋のメーカーですね、本四架橋をつくったという設計会社ですけども、そこがつくった企画提案書では、これは12月議会でも私問題にしましたけども、浸水時の対応については、天井裏または隣のホームセンターの屋上かどうかわかりませんけども、屋根の上を使えるように協議するということになりました。ここに参考資料として市から提出された木造平家建てのものが載っていました。遊戯場のところが載っていました。私も先ほど一生懸命寸法はかりながら、ここに150人ほどの園児さんたちがどうやって乗るんだろうとやりました。この避難所はそのようなことで設計の中入れていきますよとやってきたけども、この建物の中には避難所はありますか。 ◎こども課長(杉山信二君) 施設内に避難するというような想定でですね、特別にそういう部屋は設けてございません。 ◆19番(猪熊豊君) 市が採用された企画提案書では、遊戯室の天井裏、それと隣のホームセンターの屋根の上に使えるか、天井裏に避難所をつくる、そして同時に隣のホームセンターの屋根の上に避難できる、そうさせてもらえるか協議をしますと書いてあった。それは、五泉市の選定委員の人たちがこれは最高だと、その部分だけじゃありませんけども、総合点を一番よくつけて採用した。ところが、実施設計をしたら、それは一気に消えてしまう。一体どこに避難するんですか。今度は地下ですか。シェルターでもつくって潜水艦のように。どこに避難するんですか。教えてください。 ◎こども課長(杉山信二君) 水害対策につきましては、いろいろ議会においてもですね、ご質問があったところでございます。これらにつきましては、まずは水害の対応としてはですね、前から申し上げているとおり、雨が降りますと当然早出川であればダムに水がたまる、そして一定の量になりますと放流が始まる、そうするとですね、雨の状況によっては下流に影響が出るということで避難準備に入る、それからさらに危ないということであればですね、避難勧告、さらに避難指示というようなステップを踏みながらですね、市民の安全を確保するという防災のマニュアルになっております。このようなことを踏まえてですね、保育園においても当然、そのような雨が降りますと、地域においてはですね、避難準備の地域に指定されますと、それらを受けてですね、保護者のほうに電話連絡をして迎えに来てもらったり、また来れない方についてはですね、避難所のほうに私どものほうで連れていくというふうな対応を考えているところであります。  なお、その防災という部分でですね、このたび設計においてはですね、地盤についてもちょっと考慮いたしまして、1階の床につきましては保育園は80センチ道路よりも高くしたところでございますし、また子育て支援センターについてはさらに40センチということで1メートル20センチ高くしたところでございます。 ◆19番(猪熊豊君) ここは市が指定する避難所にもなるんです。小さな子供さん、よちよち歩き、はいはいしている乳児もたくさんおられる。そういう立ち上がるにも立ち上がれない乳幼児もおられる。そういう人たちを預かっている大切な施設、避難所になる。だったら、だれが考えたって2階、そして屋上へ避難できるような施設をつくる、私は統合保育園には反対ですけども、この場所へつくるんだったら平家建てにはしないというのが命を大切にする行政のせめてもの良心だと思います。土地が7反もあるから思いっきり使え、雨が降ってきて水がどんどん来たらどこかへ逃げればいい、そんなことではだめだと。やはりこれは計画はしっかり見直すべきだと思います。  昨年9月にあなたたちは五泉市統合保育園建設事業基本構想という、税金を使ってまとめました。ここを読みますと、この工事費についてはどう記されていますか。 ◎こども課長(杉山信二君) 基本構想でお示ししたのは概算工事費ということで、約3億6,500万円というふうなことで提示させていただいたところであります。 ◆19番(猪熊豊君) ここでは、保育園の建設においても概算工事費の縮小に努めることはもとよりということで節約していくんだと、ですから約3億6,500万円で建設していくんだよと出している。ところが、設計会社に頼んで、そして設計をしてもらう、本当に長大というところは、というか私はよく知りませんけども、ちょうだい、ちょうだいとやったんでしょうね。6億4,500万。すべてが建築工事とは限りませんけども、かなりの金額として、これ何倍ですか、約2倍近い、1.8倍の建設工事費が見込まれている。この基本構想は9月に作成して、皆さん一生懸命知恵を絞って、このぐらいの規模だろう、このぐらいの値段だろうとやっていったのが、業者に出せば今度は一気に2倍近くにはね上がる。私は、このようなやり方はとんでもないやり方だというふうに思います。何かあればこれはいたし方ないんだということになりますか。どうですか。 ◎こども課長(杉山信二君) 基本構想でお示ししたときは、面積につきましても一応保育園については1,200平米、それから子育て支援センターについては200平米程度ということで、1,400平米程度を想定して積算したところでございます。単価についても、すみれ保育園等の面積・・・・面積については、すみれ保育園等を参考にして出したところでありますし、その後28万円程度、新市建設計画の事業費で出ていました28万円程度をですね、参考にして出したところでございます。そのようなことで面積がふえた。それから、地場の木材を使うということで、越後杉なども使う、それから木造ということになりますと建築基準法の関係でですね、燃えしろ工法というふうな工法をとらないとだめだというふうなことで、通常の場合よりもですね、かなり経費がかかるというふうなことでですね、その辺で増加になったということでご理解をお願いしたいと思っています。 ◆19番(猪熊豊君) これだけの、今保育園関係では1,200、子育て支援センターでは200、合わせて1,400が、それが若干ふえたと。面積的には。しかし、2倍の大きさになったわけじゃないんです。200平米か400平米ふえただけ。それなのに建設費が1.8倍にもなると。普通ですね、設計をするときには発注者側の予算を聞いてから設計するんですよ。その金額に合わせて。1,500万で家を建ててくれと言ったときに、3,000万の設計書を持っていったら、その設計者はおたくさんにはもう頼みませんと言われちゃうんですよ。何なんでしょうか、これ。こんなやり方で湯水のようにお金を使っていけば次は何か、保育園まで通じる道路が歩道がない、そうすれば田んぼを買ってあげましょう、歩道をつくりましょう、また金がかかる、最後にはこれは10億円のお金がこの保育園をつくっていくことによってかかってしまうと思います。  行政の手順が極めて悪いと私は思っているんです。統合には反対します。反対の立場ですけれども、行政としてやり方がどうなんでしょうか。例えば川内小学校と村松東小学校を廃止して愛宕小学校をつくるとなったときに、一番最初にやったことは何をしなきゃいけないか。愛宕小学校の建設を決めることじゃなかったはずです。愛宕小学校の設計をして建設業者に入札をして落札することじゃなかった。何をしなければ一番最初はだめでしょうか。教えてください。 ◎市長(伊藤勝美君) この統合保育園の建設に関しましては、平成21年、保育園の耐震が行われたのが・・・・          〔「22年8月です」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 議論があったのは21年のことだと思っております。その耐震補強するしないということがありました。たしか私の前のときですんで、平成21年だと思いますが、そのときにですね、この両保育園の統合というものもテーブルにのっておりましたし、補強するのか補強しないのかと、統合する間に子供たちの命を守れるのかということで耐震補強をされたということで、このように記憶しておるところであります。  そんな中におきまして、よりよい保育行政を求めていくんだと、両保育園につきましての統合を考えるんだということで進んできましたし、その間反対といいますか、統合の中間地点というふうなことで話は進んでおりましたが、その間ですね、いろいろな議論もなかったわけであります。その中におきまして、中間地点の土地を求め、隣の公園と一緒になってのゆとりあるですね、保育行政、保育園運営をするということでありますし、またそこに子育て支援センターも余裕を持って施設整備すると。また、幼児、乳児を引き受けると。また、中ではですね、看護師さんを常駐させて子供の病気、そういったことまで考えなければならないというような議論も関係課と協議をしたりして、そういったことを踏まえましてこの建設に余裕のある保育園になったわけであります。五泉市のですね、中心的な保育園として運営したいと思いますし、よそからですね、うらやましがられるような保育園運営をしたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
    ◆19番(猪熊豊君) いや、もうちょっとで時間がなくなるところでした。私は、行政の手順が違うと。例えば川内小学校や村松東小学校のときは、まず廃止と設置の条例を同時に提案する、そしてそれから可決されたなら実施設計する、そして工事費を可決する、工事にかかると。当たり前の話なんですよ。これは補助金が絡んでいるから、議会の議決はあったんですかと聞かれるかもしれない。しかし、補助金があるかないかにかかわらず、やはりこのプロセスというのは大事だと。まず、こばと保育園とひばり保育園を何年何月何日に廃止しましょう、これが可決される。そして、統合保育園が設置されるのと同時に何年何月からスタートしますと、これが可決される。そしたら設計をして、用地確保しながら設計をして、そして工事費を可決し、建設すると。きょうの朝の午前中の機構改革というか、それも同じじゃないですか。まだ何も、例えば上下水道局が矢津へ移転するなんてことがまだ条例もかかっていない段階で4月より移転しますのでよろしくお願いしますと市の広報に流してしまう。やはり一つ一つ手順を踏んでいかないと、いいことでもやはりちょっとおかしいじゃないかとなってしまうんです。ここはやはり、皆さん優秀ですので、これはこういう手順を踏んだほうがいいですよ、市長、ここはこうしましょう、周りにしっかり言うスタッフがどうしても必要です。ぜひこの立場で見直していただきたいということで終わります。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 3時48分 休憩                                                      午後 4時01分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  また質疑を引き続き行いますけども、ご質疑ありませんか。 3番、長谷川政弘君。 ◆3番(長谷川政弘君) 一般質問の順番で猪熊さんの次は私でしたので、質問させていただきます。  学校給食の委託業務について伺います。先ほど全協でお示しになりましたが、このプロポーザルの業者の評価集計表ですね、これについてお伺いいたします。 ○議長(林茂君) 小黒学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) お配りしました資料は、2月17日に開催いたしましたプロポーザルの選定委員会の関係の資料でございます。まず、1枚目が委員さん、2枚目がまずプロポーザルに参加したいという意思表示があった企業の名簿、その順番であります。3枚目が評価の集計表ということで、これは実際の提案順でありまして、2枚目の意思表示の受け付け順とは若干異なっております。たまたま今候補業者としておりますメフォスについては2番目というふうなことで、両方とも2番目ということでなっております。評価の項目につきましては、大きく分けまして番号で1から5番まで、それぞれ評点の割合ということで全体では100%のうち、例えば事業所の実績評価では10%と、そういったような評点割合で、14名の委員さんでありましたが、当日たまたま5番目の川村課長ちょっと欠席されましたので、13名の委員さんからそれぞれのプロポーザルの提案を受けた結果についての評価をいたしていただきました。その結果を集計し、平均を出したものが3枚目の評価集計表であります。  以上であります。 ◆3番(長谷川政弘君) この学校給食の業務委託については、せっかく自校方式が、まだすべて終わっていないわけですよね。これから五泉北中学校、五泉小学校、五泉中学校と、まだこれから建設が進む計画がある中で、まだすべての学校に給食の自校方式ができていないのに、なぜすべてができていないのにこの時点で業務委託されるのでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) 正規調理員さんが最低1名おられて、その不足する作業員について臨時調理員さんでということでここまでやってまいりました。ただ、昨年、22年度からその正規調理員さんがいない、当然定年等で退職されていかれますが、その採用がないということで、臨時調理員さんで対応してきたんですが、その正規調理員さんもいない給食の調理場が22年度より出てまいりました。この3月末におきましても、もう2名の方が定年でおやめになるということで、さらに臨時調理員さんだけの調理場というのがふえていくだろうという、これはもう既定の事実であります。臨時調理員さん大変一生懸命やっていただいてはいるんですけども、やはり本来の姿ではないだろうということで、何とかこれ人事管理といいますか、臨時調理員さんの管理も含めまして、給食の安全、安心をこれからも確保していくためには民間のほうに調理作業だけを委託もやむを得ないと、そういう判断に至ったものであります。 ◆3番(長谷川政弘君) 昨年でしたでしょうかね、五泉南小学校の給食の栄養士さんと調理員の皆さんが学校給食の全国の表彰を受けられましたよね。あれは、調理員と栄養士の先生と一緒になって、子供たちが給食を残さないように各教室を回って、そのところに行っておにぎりを握ってくれて、おにぎりレンジャーという名前をつけて、一生懸命になって子供たちに食の教育をしよう、またあの彼女たちがいろんなTシャツをつくって、里芋とか、ネギとか、キュウリとか、いろんなワッペンをつけてTシャツつくって、それを納入する農家のお母さんたちも、余りにも調理員のお母さんたちと栄養士の先生が一生懸命になっているから、納入しているお母さんたちまでほだされて、我々もみんなあのTシャツを着て農家のイベントやろうというぐらい本当に納入する農家と学校で働く市の臨時職員の調理員と栄養士の先生が一体となって、学校給食から食をつくり上げようとしていたわけですよね。それが民間業者に委託されて、その調理で働く方は今度その会社のパート職員になるわけですが、その方々と栄養士の先生がそれだけの連携とれるとお思いですか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) おっしゃるとおり南小学校の給食の調理の皆さん、非常に食育の子供さんたちの触れ合いといいますか、頑張っていただいたというのは私どももよく承知しております。ただ、その場合も一応正規調理員さんがおられて、非常にある程度いい意味でのリーダーシップをとっていただいたということも事実かと思います。結局ほかの調理場ではそういった正規の調理員さんがおられなくなっているというこの現実を踏まえております。  あと、民間委託した場合、南小学校のようなそういった取り組みが可能かどうかということについてでありますが、このたび業者選定に当たりましても、私ども選定する側といたしましても、そういった食育の取り組みについても非常にプロポーザルの面ではよくお聞きして判定したつもりでおります。それなりのよい提案もあったというふうに認識しておりますので、これからも何とか食育の取り組みを後退しないようにということで考えております。 ◆3番(長谷川政弘君) そのような指定管理者が決まった場合、業者とそのようなことについて文書化した協定書は結ばれますか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) プロポーザル、提案の中にもそういった食育、児童との触れ合いといいますか、そういった提案もございますので、これについてはしっかり私どもも監視または指導していきたいと思っております。具体的なそういった点に、協定まではちょっと今時点では考えてはおりませんでした。ただ、実際契約、当然これから予算をお認めいただければやっていくわけですが、その中にもそういった点について、もし市のほうで望んでいた水準に達していないような場合であれば契約解除もできるといったような項目も入れたいというふうに考えております。 ◆3番(長谷川政弘君) 考えておられなかったということなんですが、予算はもうここに計上されて、通ればそういうことになるわけですが、財政課長にお聞きします。指定管理者制度導入に関する指針というものが財政にあるはずです。指定管理者制度導入の手続の中に指定及び協定の凍結に関する事項があります。お読みください。 ○議長(林茂君) 番場財政課長。 ◎財政課長(番場幸夫君) 手元に指針ございますが、先日村松の2つの観光施設は指定管理者として議会の議決いただきましたが、今ほどの給食の調理業務の委託につきましては、これ指定管理制度ではございませんで、業務委託、その分の業務委託で、施設業務を丸ごと委任するという指定管理者と中身を異にしておりますので、ちょっとお読みいたしません。指定管理者制度でございませんで、給食は業務委託を行いたいという予算でございます。済みません。 ◆3番(長谷川政弘君) 私のほうが勘違いしていましたが、子供に関するこういう大事なので何の決め事も文書も残しておかないと。どのような文書を残そうとお考えですか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) 契約書を当然交わします。その中には、まだこれ完成といいますか、案の段階でありますが、例えば委託内容の中では契約の解除の項目ですとか、あと特約事項といたしましては当該契約に係る甲の歳出予算、市の予算において減額または削除があった場合契約を変更または解除できるといったような項目もございます。これは当然その委託の内容が私どもの求めるものと違った場合はこういったところで解除していくという、そういった意味でございます。その辺の契約書を交わしますので、決して何も交わさないと、そういったことではないと考えております。 ◆3番(長谷川政弘君) 先ほど申しましたとおり、このまちで全校自校方式に変えて、農家と生産者と栄養教諭と市の臨時職員である調理員が一体となってああいう取り組みを進めてきたことに対する取り決めの文書はどのようなことをお考えですか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) 食育の取り組みにつきましては、今候補と挙げている業者さんのほうにもそれなりの提案もございます。そういった中にはこれまで南小で取り組んでこられたような内容のこともございますので、これについてはやっていただけるんだというふうに私どもは期待しておりますし、監視といいますか、注目していきたいと思っております。 ◆3番(長谷川政弘君) 注目するだけでは、せっかく積み重ねてきたのが、業者の選定間違ったら、せっかく何年もかかって食育の取り組みを進めてきて、業者の選定一つ間違っただけで1年でだめになったらどうされますか。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) 万が一といいますか、仮に思ったような成果上がらないということであれば、これはまた業者をかえていきたいと考えております。 ◆3番(長谷川政弘君) 先ほどこの業者のファイルと一緒に後期の行革のほうも配られましたが、川村課長、これ給食の業務委託も順次進めていくというふうになっていますが、また来年2校、その先もまた2校と続けていかれるんですか。 ○議長(林茂君) 川村企画政策課長。 ◎企画政策課長(川村正美君) 午前中に行革関係の資料を配らせていただきました。検討して可能なところからというふうなことになろうかと思いますので、今数をどことどこという部分は今後の検討になるかと思います。 ◆3番(長谷川政弘君) 先ほども一番最初に言ったとおり、まだ全部終わっていないんですよね。五泉小学校の子供たちもまだ校舎の中で給食のできたにおいもかいでいない、北中の子供たちも、私一番最初この自校方式の供給拡大の推進員していたときに、本当は各学校の中で御飯も炊けたら御飯の炊き上がったにおいが、給食の前に子供たちが御飯の炊き上がったにおいをかげれば、本当に今子供たちはにおいということにだんだん、今の子供たちは何の、無菌というか、そういう場所にいるもんですから、物のにおいというのが全然わからなくなってきている。その中で、学校の中でいろんなカレーができたらカレーのにおいとか、そういうのを自分たちが吸収することによって、それも食育の一つと考えていたのに、まだ全部の学校ができていないうちにこの業務委託は早いと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 全体の施設整備に関しまして私のほうからお話しさせていただきます。  学校、今お話しのとおりであります。来年度は北中学校の給食棟を整備いたします。また、提案させていただきましたが、五泉小学校と五泉中学校の給食棟のありようを設計委託ということで考えておりますし、そういう北中が今立ち上がります、来年。立ち上がりますけども、そうなった場合の給食調理員の確保、この面に関しましても、きのう一般質問でお答えしましたが、倍以上の方が合併後ですね、ふえているわけでありまして、先ほど課長が申しましたように調理業務のところで臨時さんだけで調理業務をしていると。これまたやはり不安もございます。専門の市職員が1人入って、あと残り補助するのが臨時職員の方だったらまだ意思疎通はできるわけでありますけども、今現在臨時職員のみで調理している。その件につきまして、栄養士さんと食材の関係、そういったことに関しましては、今までもお話ししてまいりましたけども、今までどおり、また今まで以上の地産地消を見ていくんだと、そういう考えでこの業務委託、調理業務、教育長がきのうどなたかの一般質問にお答えしましたが、調理業務と洗浄、食缶の洗浄、あとは施設の清掃、そういったことを担ってもらう委託業務をお願いすると。管理関係とかそういった関係は職員のほうでさせていただくということで、食育の振興に関しましては今以上に取り組んでいきたいと。私もそのTシャツを買いまして一緒に活動しました。そういったいい意味は残しながらですね、発展させていきたいと、このように思っているところであります。 ◆3番(長谷川政弘君) 私これでやめます。ありがとうございました。 ◎教育委員会学校教育課長兼学校給食センター所長(小黒常樹君) 済みません、ちょっとお時間ちょうだいいたします。  先ほど私長谷川議員に対するご質問に対しまして契約書云々と申し上げました。その中の仕様書のほうにその食育の内容につきましてははっきり明記して、業者のほうに指導といいますか、お願いしてまいりたいと思います。 ○議長(林茂君) お諮りをいたします。  このままでいくと日程が終了しませんので、12日に本会議を開催したいのでありますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  12日に本会議を開催することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、さよう決定いたしました。 ○議長(林茂君) 本日はこれにて延会をいたします。              午後 4時21分 延会...